先日、息子の部活の新人戦(公式戦)がありました。
中学2年生になり、3年生が引退して初めての試合。
この前ようやくキャプテンも決まり、ユニフォームを貰って来ました。(ユニフォーム貰えた子=試合に出られる可能性あり)
今回は、新人戦ということで、
てっきり息子も試合に少しは出させてもらえると思って、暑い中頑張って試合を観に行きました。
ところが…
午前中も午後からの試合にも、翌日にも、一度も出番なしでした
出してもらえるのは、主要メンバーの上手い子ばかり。
まぁ、わかってますよ。
うちの長男、周り見れないしね、あまり上手くないし、、、誰よりも多分チームプレーを苦手とする子です。活躍できないかもしれない。
けど、1年生でも上手い子や背の高い子も結構出してもらってて、我が子は一度も出番なし。
ちょっと酷くないですか?
プロじゃなくて、中学生の部活の試合です。息子も今までサボらず頑張って部活行ってます。せめて数分だけでも、一回くらい出してくれても良くない?
顧問の先生、勝利史上主義になりすぎなのか
我が子がセンス無さすぎなのか
それともうちだけ何か嫌われてるのか?
なんだか観戦中に、だんだんモヤモヤして来ました。
私も、実は息子と同じ部活だった事があります。
その時も、私もあまり上手い方ではなく、試合にはあまり出してもらった記憶がない。最後の何分かだけ、とか。
当時、私は自信がないタイプだったから、試合に出れなくてもなんともないと思っていたように思うけど、
今考えるとちょっと違って
どうせ上手い子(顧問に認められているメンバー)が出るから私なんてお呼びじゃないんだろうと思って最初から諦めの気持ちでいたと思う。
だから余計に私はモチベーションが上がらなかった。
自主練とかもしなかったし。
途中でなんとなく嫌になって退部してしまいました。私のクラスには同じ部活の子が居なくて寂しかったのもある。
だけど、部活辞めても、クラスの他の子よりは私は1〜2年やってた分、少しは上手いわけで。
のちにその競技で球技大会があった時に、私のクラスは優勝しました。
嬉しい事に、クラスの子は私を信頼してくれ、沢山活躍させてくれました。その部活の子は誰一人いなかったのに、他の全クラスに勝ち抜いたんです。
私は、クラスのみんなのためなら勝ちたいと思ったし、部活の試合の時より積極的になれた。
そして意外だったのが、
卒業前にみんなに書いてもらったサイン帳に、
「◯◯ちゃん(私)は、運動神経抜群でかっこ良くて憧れる」って書いてくれてあったりして、私は自分でその部活も下手だと思い込んでいたし運動神経も特別良いわけじゃないと思っていたけど、こうやって見る人によっては評価が変わるんだなぁと思ってすごく嬉しくなったのを今でも覚えています。自分で卑下しなくてもいいんだ、自分の評価より、他人から見ると出来ているのかもしれないって少し自信にもなりました。
そして、自分で自分が卑下してしまうのは、
こういう先生(学校やスポーツなどの集団)による何気ない評価のような気もして。
例えば成績表だってテストの点数だけでかなり反映されてしまうけど
部活でスタメンに選ばれなくても、
学校の通知表がイマイチでも、
そこには反映される事がなかった見てもらえなかったその子の能力は他に必ずあると思うので、
自分に自信を持てば良いんだと思うんです。
これが自己肯定感なんでしょうけど、子どものうちはリアルな評価を前にすると
どんなに励まされたってなかなか自信を持てないですよね。
結局、顧問や学校の先生というのは
いつでも本当の自分のことをちゃんと見てくれていないし目に見える事しか評価してくれないと、私は小学校の時から感じていて、
だから子どもの時は、学校の「先生」という人たちが私は嫌いでした。
なぜ私の事をちゃんと見てもらえなかったかっていうと、
私が自信がなくて、いつも消極的で大人しいタイプだったからだと思う。
先生っていうのは、結局大人しい子、消極的な子は見えていないんですよね。どうしても目立つ子、積極的な子、自己表現力が高い子が高く評価されやすい。
だから自信がない子は、学校関連の評価においてはすごく損なんだと思ってます。
次男も自信がなくて消極的。。
先生からは真面目です、としか言われない事が多かったです。
それでも小6の時の担任は、とても次男をよく見てくれていて次男の細かい部分の能力もしっかり評価してくれ、ありがたかったです。本当、小学校最後はいい先生にあたって良かったなぁと思います。
今は評価の仕方も変わり、このような先生も少しずつは増えてるかもしれませんが、まだまだ少ない印象です。
長男は、謎の自信があり授業など積極的な方ではあるので、
私の件とは少し違うかもしれませんが、
ただ、団体スポーツにありがちなのは、
やはり出来る子ばかり期待されて沢山使ってもらい活躍の場を与えられ、出来ない子は全く期待されない。
こういうのって、子どものやる気も可能性も潰していると思うんです。
やっぱり人って、期待されたり信頼されたら
出来ないなりに頑張りたいってやる気が湧くと思うもの。
前から思っていた事でしたが、今回の試合で
より強く感じてしまい、モヤモヤモヤモヤ…
長男は色々出来ない子だよ、でもさ、そんなあからさまに差別されると落ち込むよね。(親も)
もうちょっとだけチャンスを与えてやって欲しいなって。
でないと、うまくない子はいつまでも学べないし、強い子頼みになってたらチーム全体も強くなれないんじゃないの?
なんて素人ながらに思ってしまう。
モヤモヤしていて思わずなんとな〜く検索してみたら
こんな記事を見つけて、
私の言いたいことをすごく書いてくれていたのでご紹介。
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<サッカーママからのご相談>
小学5年生の息子がスポーツ少年団に所属していますが、試合が多すぎて困っています。
地域のリーグ戦に加え、他チームが主宰するカップ戦に監督が片っ端から申し込み、かろうじて空いていた日も自チームでカップ戦を主宰したり、急遽練習試合をいれたりするので土日がほぼ全て潰れます。
地域では毎月第三日曜を「家庭の日」としてスポ少の活動を原則禁止していますが、監督は全く無視です。
試合数が多い分、チームのいろんな子が起用される機会があればまだ良いのですが、監督やコーチの子と一部の上手な子ばかりが延々と出場し、そうでない子は最後の数分しか出られません。
指導者に物申せば、ますます息子の出場時間が減らされるのが怖くて言えません。都会ではきちんと話し合いができるのかもしれませんが、私の地域では監督が偉い立場で、親が口を出すなんて何事だ、という古い価値観があります。
移籍も考えましたが田舎のため他に行くチームがありません。
せめて日曜日だけでも休ませて欲しいと思っております。私は平日フルタイムで働いており、土日はスポ少の手伝いで身も心も疲労困憊なのですが、世のサッカー少年の親はみんなこんな大変な思いをされているのですか。
無理かもしれませんが、監督に何とかわかっていただくための伝え方などはあるのでしょうか。よろしくお願いいたします。
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長くて記事が入りきらないため、続きをわけて書きます。