気管ステント留置手術のための入院から退院しました。

実際には7/20(月)の午前中に退院できていたのですが、色々あってすぐにブログの更新というわけにはいきませんでした。

 

今、私の気管・気管支にはY字のシリコンステントが入っています。

入院中や手術、気管支鏡のことは別記するとして、

今回は手術前・手術後(もしくは入院前・退院後かな)で、比較しながら書いていきます。

 

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① 咳の頻度

あまり変わっていません。

しかし、これは悪くない結果だなと思っています。

ステント留置後はとにかく痰を出すための咳が止まらないという話を聞いていて、

最悪の場合、術前より咳がひどくなるのでは?とかなり心配していました。

 

② 息苦しさ

これはちょっと書き方に注意が必要で、

まず、「息のとおり」は術後の方がよくなりました。ステントを入れたので当たり前といえば当たり前です。

今までは息を吸った時に息のとおりが邪魔されるような感覚があり、そのため、少し力をいれて息を吸わなければならなかったのです。

なので、息が通るようになったのはよかったことです。

ただし、術後は「動いた後の息苦しさ」がすぐに出るようになってしまいました。(以降、これを症状Aとする)

今日7/23(木)、退院後初めて入院前の日課だった「1時間の散歩」も、20分しかできませんでした。

入浴も心なしか前より大変に感じるようになったような…。

息が吸いやすくなったのに息苦しさは残る、もしくは増すってあるのか…???

 

③ 気管の閉塞回避

これは気管ステント留置の一番大きな目的です。

物理的に気管ステントをいれたことでこの目的は達成されたはずです。

複数の先生から別々に「しっかり入っている」、「きれいに入ってる」という話をもらえました。

ただ、私自身はまだ画像を確認できていません。

 

④ 食欲

手術後の方が幾分ましになったか?という程度です。

元々、主治医や国立がん研究センターの先生から「現在気管は左右から圧迫されている。食堂は気管の下側(背中側)にある。つまり、ステント留置すると気管は左右に広がる形になる。下側にある食道への干渉は恐らくないと思う。」「現在気管が圧迫されることでかかっている食道への圧力が減るから、むしろ良くなる可能性すらある。」という話を聞いていました。

 

で、実際にまず「空腹感を感じた」から始まり、「『胃に物が残っているような感覚がある』が食事後時間をかけるとかなり薄れる」ようになり、「病院でだされた食事をほぼ完食できる」ようにもなりました。

上記のことは全部入院前はできなかったことだと思います。

 

ただ、退院してもう3日経つのですが、また食欲が少し…。

がんばって食べ続けます。

 

⑤ SPO2の値と心拍

これらも手術前後であまり変わっていません。

私個人の感覚ですが、息苦しさとSPO2はあまり関係がないように感じます。

SPO2で息苦しさを判断する時は、恐らく88以下くらいにならないとわからないんじゃないかなぁ。

私の場合、SPO2よりも心拍が高くなる時の方が「息苦しさ」を顕著に感じますね。

 

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全体の「(気管支ステント留置手術)効果」としては、私はよかったと思っています。

まずそもそも、上記③は絶対に解決しなければならない事だったので、そもそもこの手術は必須でした。

また、咳も予想よりだいぶでない。少なくとも咳で眠れないということはないです(ただ、咳で起きていしまうことはあります。しかし、それは手術する前からそうだったので)。

毎日10分3回使わなければならない「ネブライザー」も思ったより使用もメンテも簡単でした。

 

ただ、息苦しさが改善されず、むしろ悪化したというのはQOLを大きく下げる要因になっているので、

これを何とかしたいです。

ただ、はっきりとしたことはあまりわかっていません。

 

色々調べたのですが、「呼吸に必要な筋肉そのものが弱くなるSPO2が高くても息苦しさを訴える人がいる。」という記事を見ました。

あまり詳しくまだ見切れていないのですが、

病院はずっとベッドに横になっているだけで、運動は一切しません(私はしませんでした。)

食事も結局のところ「残さずに食べられた」程度のことであって、必要量を食べたが十分な量は食べられていないということもあり得ると思います。

 

何はともあれ、食べること、少し運動を継続してみること、が今の私のやるべきことかなと思っています。

 

(以下に4枚だけ病院の食事を貼り付けておきます。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

明日7/15(水)から入院します。

そして16が気管ステント留置の手術です。

 

ここのところ食事をあまりとらずにいたら本当に体調が悪くなってしまい、

咳とだるさ、熱っぽさが出てきてしまいました。

普通の生活動作をしてもすぐに息切れ・動悸がでて、苦しくなってしまうため、

入院・手術を予定通り終えられるのか不安になってしまいました。

 

昨日は食事を少し多めにとったところ、(昨日の)夜からは少し持ち直したかなといったところです。

息切れ・動悸はあまり直ってない…。

大丈夫かなぁ…。

 

入院してからは、恐らくですが、

造影剤CT、血液検査、手術、手術直後に痰吸引、退院直前の痰吸引があると思います。

痰吸引は気管支鏡と同じ要領でやると言っていました。

薬で「意識をぼやけさせて」やるそうです。

尚、この薬は胃カメラ等の消化器系のものより強い薬だそうです。

「気管を通すので消化器を通すのよりもっと厳しいから」だそうです。

 

何はともあれ、留置後に息苦しさが解消して(多少でもいいから)いること祈るだけです。

初発から5年経ち再発した悪性腫瘍「胸腺カルチノイド」の摘出手術の話です。

 

私は過去にある医師から「原発部位のがんの再発は手術はせず、化学療法が基本になる」という話を聞いていました。

実際、初発の胸腺カルチノイドの摘出手術をしたS大学病院でも「手術はしない」と言われ、すぐに抗がん剤の提案をされました。

神経内分泌腫瘍(胸腺カルチノイドも膵神経内分泌腫瘍も神経内分泌腫瘍です)は治療法が確立されておらず、効く抗がん剤はありません。

治すためには手術に頼るしかありませんでした。

 

S大学病院からがんセンターに転院した後、胸部外科で相談したところ、検査を踏まえて、

「sok310さんの場合が腫瘍が大上静脈に接していてうちではできない。」、

「大上静脈が切れてしまった場合の時のため、人工心肺で対応ができるような大学病院じゃないと手術は難しい」

と言われました。

 

大学病院…、もうS大学病院はいけないし、いきたくないーというわけで、県下のもう1つの大学病院「J大学病院」にお願いしてみることになりました。

このJ大学病院がこれから気管ステント留置の手術でお世話になる(その他にも何度も通院歴があります)大学病院です。

 

J大学病院の呼吸器外科の診察をうけ、手術が可能か?を聞いてみたところ、「手術はできる。しかし、大きな手術になる。」と言われました。

人工心肺の準備が必要であることを聞いていれば、その手術が大きくなることは想像するに難くなかったので、迷うことなく手術をお願いしました。

こうして胸腺カルチノイドの摘出手術が決まりました。

 

一方、膵神経内分泌腫瘍はどうするうのか?

これはそのまま放置することになりました。

というのも、初発の時に行った病理検査の結果、「(あくまで切除したものですが)悪性度が高いものではないらしい」「無機能性(だったかな?そんな感じ)のものだったとのこと。

ただ、再発でできたものが初発の時のものと同じとは限らないわけですが、とはいえ、対処方法があるのかというとそういうわけでもなく、「放置して様子を見る」ことになったのでした。

 

そして、再発が発覚してから5カ月以上もの期間を経て(過去記事「『過去に受けた治療③』の前に…」を参照のこと)ようやく手術に漕ぎつけたわけですが、

手術日前日夕方17時頃、手術の説明がありました。

診察室で「手術が失敗する可能性もある」という話もされ、5枚くらいの「リスクについての説明」が書かれた書類と同意書を受け取りました。

説明の最後に「もし、やるというのであれば同意書にサインをして看護師さんに出してください」と言われました。

この「まるで今からでも断っていいよ。なぜならそれだけ大きなリスクを負う手術だし、失敗する可能性だってある」とでもいわんばかりのクロージングに私は驚きました。

自分の病室にかえってきて、書類を読みながらこれまでの手術とは違う…と感じました。

怖かったですね。

本当にやっていいんだろうか?

手術が終わって自分が目を覚ました時にはたして自分は「普通の生活」に戻ることができるのだろうか?

もしかしたら、今日が最後なんじゃないか?

とかかなり不安になっていました。

 

この日は入院初日だったため、自宅からJ大学病院まで母に車で送ってきてもらっており、

私が書類を読んでいるとなりにいたのですが、

そこで私は「なんで僕だけこんなめにあわなきゃいけないんだ」と小声でつぶやいてしまいました。

同意書にサインをしてナースステーションまでその書類を出しに行ったとき、母がそれについてきていて、

ちらっと母の顔が見えたのですが、母が泣いていたように見えました。

敢えてそれをまじまじと見て確認をするようなことはしませんでした。

母には「もう大丈夫だから」と伝え、すぐに帰ってもらいました。

 

多発性内分泌腫瘍症(MEN)は、内分泌系に腫瘍ができやすくなる病気です。

膵臓、胸腺、脳下垂体、副甲状腺これら4つの場所のうち2つ以上に腫瘍がある場合、MENであることが疑われます。

(手術の後の病理検査等で実際に判断されると思います。)

MENは「遺伝」が原因だと言われています。

母なりに思うところあったのだと思います。

以後、母の前で愚痴や恨み言(母のせいにしているつもりは毛頭ないのですが)のような事はいわないようにしています。
 

そして、手術に向かうことになりますが、長くなってしまったので、それはまた次の記事で書きます。