砂漠の漫才師時々占い師
しのです
↑の大きさで心のバロメータが測れます
↑これ砂漠じゃねーし鳥取砂丘だし
自己紹介はこちら👈![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210119/21/soiree-shino/92/f6/j/o1023102414884034039.jpg?caw=800)
昨日のブログは、今の会社に入社してすぐの頃に
お客さんの名前を早く覚えるために編み出した技だったけれど
前に勤めていた会社で、楽しみながら仕事を覚えることを教えてもらった事案を、今日はお話ししてみようかな
ゲーム感覚で仕事を楽しむ
かれこれ20年くらい前、私は現場の事務をしていました
一日中、重機とフォークリフトのガンガンする音を聞きながら
体育館のような倉庫の隣のプレハブ小屋で
プレハブは天井が低いので、夏の暑さは頭上にたまり
冬の寒さは、足元から冷える
一番いやだったのは、仮設のトイレで用を足すこと
だけど、忙しくても文句言いながらでも楽しく毎日過ごしておりました
現場には20名くらいいて、外からの朝礼が終わればみんな各もち場に分かれて
事務所には、もう一人の事務員さんと、同年代の男性の上司と私のいつも3人になっていた
それは上司の「賭けしようか」の一声で始まる
私が、よしのった!とばかりに、付箋を三枚用意し配る
なにが始まるのかというと
現場から出る自社のトラックが、何時にここに帰ってくるか?
という賭けという名のゲーム
一番近い時間の人が勝者
配った付箋に、予定到着時刻と欲しいものを書く
欲しいものは、まぁせいぜい200円〜500円くらいまでの
私は、何って書いてたかなぁ
チョコレートが多かったな
トラックが行って帰るだけなら、単純に距離を測ったら時間がわかるんじゃない?
チッチッチ👆))
トラックの運転手さんが、コンビニに寄ったらそこで時間はプラスされる
行った先で、先方さんに待たされたらまたプラス
渋滞にあったらまたプラス
いろんなことを想像し、頭脳を張り巡らせる
もしかして、出発してから忘れ物を取りに帰ってきたら、大どんでん返し
想像したより全く短い時間が答えとなる
そうやって、運転手さんが帰ってくるのを待ち侘びながら業務を遂行していると
駐車場の向こうに帰ってきたトラックが見える
よっし!私の時間が一番近いぞ!
チョコレートゲット🍫
だけど、運転手さんが事務所に帰ってこない
どうやら駐車場でなにか作業をしているようだ
⏰⏰⏰!!
「駐車場に着いた時間じゃなくて、事務所に伝票を置いた時間だぞ」と、上司のいきなりルール改正が行われる
「ちっ」
舌打ちしながら待つ
そのうち時間がたつにつれ、だんだん付箋に書いた時間の幅が広がってくる
負けそうになるので、駐車場から運転手さんを呼び出そうとする反則技に出る
靴を履きかえようとするところで、それを上司に阻止される
もう一人の事務員さんは、いつもそのやり取りを笑って眺めていた
楽しかった思い出
ゲーム感覚で仕事を楽しむ
帰ってこられた運転手さんから、いろいろと行った先で起こったことなど聞く
あの道は工事している
今度行く時は、先方さんに時間を言っといた方がスムーズに作業できる
間口が狭いので、○トン車のほうがいいかも
などなど
コミュニケーションが取れていたらいとも簡単な
なんでもない話
これに会話がなくなったらどうなるか…
なんでもないと思ってることでも
すごい情報なのかもしれない