新年も半ばになりました。今年も遅筆癖は治りませんね。

シーズンオフになり、「惜別球人」の話題が雑誌の片隅を賑わすようになるも、この時期にはそろそろ落ち着く時期でしょうか。それにしても今年は大御所の大量引退の年となりました。最後の阪急戦士・中嶋聡、レジェンド山本昌、ミスターオリックス・谷佳知、ノーヒットノーラン未遂3回の西口、最後まで自分で進路を決めさせてくれなかった高橋由伸。関本、井端、ひちょり、と枚挙に暇がありません。

そんな中、年明け早々に安達智次郎氏の訃報が入りました。言わずと知れた92年ドラフト1位。そう、ゴジラ松井の「外れ1位」の安達選手です。ゴジラと同学年ということは私とも同学年ということ。健康診断の結果が気になる年齢になってきましたが、こうも早く同世代の訃報を聞くと悲しくなります。今岡や井口も同学年ですが、自分が受験生をしていた頃に高卒でプロの門を叩いた、それも「ゴジラの外れ」という十字架を背負っていただけに、安達氏の印象は強かったです。負広氏に続いてですが、ご冥福をお祈りします。あ、この人も負広氏繋がりやったか…
2015年もあと数分。

今年の漢字は予想通り「安保」「安倍一強」「円安」の「安」。「安全」「安心」「安定」と行きたいところですが、どうも先行き不安感を拭えないこの1年でした。

あらゆることに対する「閉塞感」が益々強くなってきているような、そんな皮膚感覚がする思いです。


安倍内閣の番頭役、菅義偉。彼か、さらにその後ろに誰かがいるのか、徹底したメディア管理で安倍体制への批判を封じ込め、産経・読売と言った「機関紙」は論外として、昨年の慰安婦ネタで過剰反応から骨抜きになりつつある朝日を徹底的になぶりつけ、TBS・テレ朝も蝕みつつある昨今。高市、菅etcから染み出てくる疑惑の芽を次々と摘み取り、情報統制で国民には来年の干支よろしく「見ざる・聞かざる・言わざる」でふさぎ込む。物言えば唇寒し秋の風を地で行くような有様。

共産党が提唱した超党派の連合政権構想も、民主党内の「トロイの木馬系」勢力が足を引っ張り、未だ野党陣営の足並みは乱れたまま。まさに菅の思うつぼ状態に至っている。


大阪では橋下翼賛体制が不気味なほどに仕上がってきている。橋下体制下の府政・市政でどれだけ財政が悪化したか、企業が流出したか、教員希望者も減ったか、在阪マスコミは全く追及もせずに「お仲間」となってうやむやのままに流し、「改革幻想」を府民に垂れ流したままに終わった。普通であれば早々にバッシングされるべき二枚舌政策、朝令暮改、逆切れ。しかしテレビはなぁなぁで済ましている。そしてむしろ「そこが橋下さんのいいところ」と持ち上げる。

都構想投票の結果が出たとき、会見では本来なら集中砲火のように彼に質問を浴びせるところ、何を思ったか読売テレビの野村明大は「辞めないで」のお願いを。そして退任会見ではこともあろうにMBSのぷいぷいスタッフが手打ちを依頼。ジャーナリズムの魂を売ったとしか思えないような有様が、大阪では横行している。この気持ち悪さは何やろうと思っていたところに、敬愛する編集者・江弘毅氏が主宰する編集集団140Bの松本創氏が著書「誰が『橋下徹』を作ったか」で論理的に解説している。


結局両者にしても共通するところは、「対話」を拒否するスタンス。そして汚い言葉で抑え込もうとする。また批判する大もとを懐柔し、「視聴率」「許認可」「金」で縛り、「お仲間」にする。


2016年、どうなるんでしょうかね。不「安」でいっぱいです。
 12月も半ばに入り世間は年の瀬モード。スン様に賭博疑惑が降り掛かり、雲行きが怪しかった所にヤクザに金を借りた疑惑まで出て契約解除に。メジャー流出の可能性があっただけに心の準備はしていましたが…球児なのか遼馬なのかはたまた歳内か…まさかのバーネットか。球児が居た頃からストッパーのサブを用意せんとあかんかったなと思うと共に、キャッチャーもサブを強制的に出させなあかんなと思います。球児、矢野一人に頼りっきりやった負の側面がこの数年の詰めの甘さに繋がってるんやと思います。

 博打と言えば、去年から年金の原資を株相場や外国債にぶっこんでいます。官製相場で株価が上がって喜んでいるオメデタイ人もいますが、綱渡りであることは百も承知。今秋はチャイナリスクなどもあり世界的に相場が冷え込み、元本割れ状態になったとのこと。アメリカでも年金原資を株につぎ込むのはリスクが高すぎてタブーになっているのに…どうなってしまうんでしょうか。

 いつから日本人は額に汗して働くことを厭うようになったんでしょうか。村上父娘のように、ホリエモンのように、地に足を着けず浮利を追うことを称賛するようになったんでしょうか。失われた20年の根本、本質はそこにあるんじゃないでしょうか。


 15日は「今年の漢字」発表の日。個人的には「断」でしょう。都構想、安保法制で分断された市民の、国民の溝が深まり、宰相は薄い根拠で断定調に話をまくしたてる。トロイの木馬のように民主党の中で不平を垂れ流す輩に野党は分断。この悪い流れを2016年は断ち切ってほしい所ですが。
球児がタイガースに帰ってきました。見慣れない背番号18番。アニキ新監督の構想は先発とのこと。

違和感を感じつつ数日経ったこの日、スン様の残留が怪しくなってきた。メジャー流出の可能性と博打疑惑。後者はGの三人とは質が違いますが、最近のコンプライアンス・バカ社会ではあかんのでしょうか。じゃ東尾はどうなんだと。

そんなこんなで結局球児がクローザーとなりそうな気がします。その間に遼馬を鍛え上げるか、秋山を抑えとして育てるか。昔の名前で抑えられるほど甘くはないでしょうが、もう一度聖地のマウンドで火の玉ストレートを見たい。

それこそ次世代への中継ぎとして、泥臭く闘って欲しい。虎のクローザーとしての生きざまを見せて欲しい。それこそが君を育ててきたチームへの、ファンへの恩返しなんだから。


やっぱりアメリカのマウンドは硬くて雑やったやろ?鰹は川では生きられないし鯉は海では生きられない。日本の土が一番君を輝かせられるんだよ。

来年の初夏、聖地巡礼に行った時はリンドバーグのあの名曲を聴かせて下さい。
で始まるのはホークスの歌。ダイエー時代からソフトバンクに替わっても同じ歌を続けられるのも孫さんの懐の深さなんだなと思わされます。

それはさておき、この週末は出張で福岡に行っていました。学生の時、九大に通っていた友人の下宿によく転がり込み、よく訪れていましたが今では仕事関係で大体年1回くらいのペースでいくことがある程度でしょうか。

会議自体が夕方からなので昼過ぎの飛行機で福岡に。降ったりやんだりの軽い雨でしたが、それまで博多をブラブラ。20年弱前に買った西鉄バスの回数券(紙のやつ)を久々に使いました(払い戻し期間は過ぎましたが、今でも有効です)。

会議の後は後輩と市内を散策。大名にある、いつも行きつけの炊き餃子の「池田屋」に。しっかり出汁が鶏ミンチベースの餃子に染み込み、シメはちゃんぽん麺で。

屋台

屋台には入ってませんが、メタボの気になるお年頃。食後の運動療法がてら中洲川端までウォーキング。


翌日は北九州市内をレンタサイクルで散策(徘徊?)。降水確率70%と雨だろうなと思っていましたが、幸いにも天気に恵まれました。いわゆる明治の産業遺産が世界遺産登録されたとのことで、基本小倉地域がメインのレンタサイクルも臨時で八幡エリアに。

製鉄所

教科書でも見たことのある八幡製鉄所の「東田第一高炉」。これこそ近代日本重工業の象徴!と思っていましたが、なぜかここは登録されていない模様。非公開エリアの製鉄所や事務方の本館が登録対象とのことです。今は更地の港跡とか、こないだまで放置されていた軍艦島、直接関係のないような松下村塾、グラバー邸と、どうもコンセプトがよく判りません。


5つの街が合併して出来た北九州市。やはり広いです。小倉まで1時間近くかけて走り、ふと目に留まったのは…

球場

北九州市民球場。かつての日生球場や川崎球場のような昭和感あふれる佇まい。かつて秋山幸二選手が2000本安打を達成したのもこの球場でしたっけ。スコアボードが大阪球場っぽくて好きでしたが、今は若干シュッとしています。中に入ると高校の練習試合が。後の用事もあったので10分ほどで退散。

さらに北上し、対岸の若松へ。「(若松-戸畑で)若戸大橋」は車専用なので渡船で渡りました。天保山もこんなんやったなぁと思いながら橋を見上げながらしばしの船旅。

渡船

ぐるりと回ってチャリを返し、一路帰阪。帰った時には笑点が始まっていました。


福岡は美味しいものがいっぱいあって大好きなんですが、一つだけ不満が。地下鉄とバスの連携が悪すぎるのが難点でした。地下鉄は市営、バスは西鉄と事業者が異なるので、双方のことを聞いてももう一つ解っていない。地下鉄の案内板にも全くバスの案内も書かれておらず、かなり迷いました。
地下鉄のある都市でバスが市営じゃないのは東京(一応都営で両方ありますが)を除いて福岡だけ。もしも大阪がバスを残して地下鉄だけ民営したら…十数年したらとんでもなく風通しの悪いことになっているんじゃないかと危惧します。何でも民営化が良いんじゃないんだよと。