森友・加計疑惑が大詰め、急展開を見せてきました。読売が羽生くんの国民栄誉賞内定の官邸リークを特ダネで一面にぶち上げた2日、朝日が財務省の報告書改竄をスクープし、永田町に激震が走りました。知らず存ぜぬだけでなく、「それはフェイクだ!」と突っぱねていた安倍氏も麻生氏もいつもの詭弁を潜め、終始ダンマリを決め込む有様。

 朝日の一の矢の後に、毎日も書き換えの写しが別の場所にあったとフォローの二の矢を放ち、じわじわと包囲を固めてきています。少なくとも官邸側と朝日のどちらぎ嘘をついているという事。朝日の取材が事実なら普通は内閣が吹っ飛ぶ内容。逆に万が一虚報なら朝日の存亡にも関わるほどの内容。まさに文字通りの死闘が大詰めを迎えたと言えます。

 

 森友問題の本質は幼稚園を運営する「安倍マニア」のけったいな大阪のおっさんが、国家主義色の強い小学校を作る際に、異例の設置認可を府から受けたこと、ハコを建てる場所として国有地を異例の格安価格で購入したこと、この2点に誰の圧力があったのかという所に収束します。財務省が交渉記録を改竄したのはあくまでもプロセスのひとつ、枝の部分であって決して本質ではありません。

 今日、ついに財務省が改竄を認め、アッキーや複数の政治家の関与も明らかにされました。安倍官邸、土俵際崖っぷちに追いやられていますが、問題を財務省の改竄問題だけに矮小化させて最大でも麻生氏に詰め腹を切らせて逃げる可能性も残っています。府の圧力の元は松井知事、維新の会。安倍氏とは日本会議の黒い絆で繋がっています。国政では事実上の与党となっている維新ですが、メンバーは元々自民党の中でも利権に汚い一派ということは昔から大阪の政界を見ている人には改めて説明するまでもないこと。

 恐らくここまで朝日が攻め込むにはまだ3つ4つは矢を隠しているんでしょう。本会議場で名指しで「哀れ」とまで蔑まされただけに絶対に安倍の首を取るという思いのはず。くしくも今年は安倍氏と同じ長州出身で「非立憲」→「ビリケン総理」と言われた寺内正毅が大阪朝日新聞を弾圧した「白虹事件」から100年。時代は繰り返すと言いますが、さてこの決戦どういう結末が待っているんでしょうか。

 

 今日12日は東大寺修二会の籠松明で、未明にかけてお水取りが行われます。お水取りが終われば奈良に春が来ると言われています。日本に春よ、来い。

 

 先日書いた二人の選手は、前回、前々回の悔しさを乗り越えて咲かせた花というところでしたが、他に印象に残ったシーンはやはりカーリングでした。トリノオリンピック、チーム青森の小野寺さんと林さんが試合を経るにつれて段々と成長していくのがテレビから伝わってきたのがもう12年も昔。その当時19歳だった本橋さんもアイドル的な人気を博していました。その当時もブームになりましたが、徐々に日本のカーリングの裾野が広がり(さすがに常呂ルーツの人が多いですが)選手権や五輪代表の決定トーナメントは毎回チェックしていました。いつかは忘れましたが、小野寺さんが海外の選手は家庭を持ち、人生経験を重ねて、余裕をもって楽しくプレーしている、だから強いといった趣旨のことを話していたと記憶しています。今回の本橋さんも同じことを言い、「人間力」を重視したチームを作りたいという思いのもと立ち上げたLS北見。スポンサー探しから選手の教育・育成などあらゆる苦労があったと思います。メンバーも選手権4連覇を果たしながらも五輪に手の届かなかった藤澤さん、ソチ後に道銀を戦力外になった吉田知さん、ほかにも姉妹の葛藤や色々な複雑な思いが底流にありながらも「人間力重視」というブレない柱があったからこそ、苦戦の中にも笑顔を絶やさずにプレーできたからこそ掴み取れた銅メダルだったんじゃないかなと思います。プレーだけでなく、裏方としてチームを支え、思いを背中で示し続けてきた本橋さんこそが私にとって今回オリンピックの日本MVPだと思います。

 

 大卒後に所属先が決まらなかった小平さん。朝日のコラムにもあったように、滑りながら記事書きますよとの売込みもあったものの採用に至らず、最終的に地元の病院へ。オランダ武者修行の壮絶さも聞いているだけでも寒気がしますが、彼女の心の強さと、当の院長さんの懐の深さがあったからこそ勝ち得た頂点だったなと思います。小平さんに限らず、冬の競技は正直「マイナー」感が否めず、アマチュアとして競技を続けるのは至難の業。4年に1回のオリンピックの時だけ持ち上げて後は知らんじゃ選手もたまったもんじゃない。TV中継、インタビューしたら何秒でいくら、新聞、雑誌載せる時は何ページでいくら競技団体に納付するという形を取ってもいいんじゃないかと思います。総理も金メダリストにわざわざ電話をかけて「日本の誇り」と言うなら、それなりのものは出さないと。あんたのFacebookに載せる写真のためのもんやないんやで。

平昌オリンピック、あっという間に今日で閉会。長野の時以上のメダルとのことですが、逆境を越えて活躍した選手が多かった印象でした。

ソチでは大本命と目されていた高梨沙羅選手、まさかの4位からそれをバネにW杯で勝ち続けるも今季は欧州の2強の壁に阻まれW杯未勝利。心ないバッシングを受けながらの五輪開幕でした。親目線ですね。一本目をしっかり決めたあと、取材にも少し会釈した程度で二本目に。やはり期するものがあったのでしょう。風が不安定で伊藤選手も失速した二本目、文句のつけようのない大ジャンプでトップに。安堵した表情とともに(バッシングしてきた輩に対しての)「どやっ!」としたオーラを感じました。最後は2強に上回られたものの、「勝ち取った銅」に胸が熱くなりました。


女子パシュートではバンクーバーでリザーブに回ってメダルが貰えなかった高木美帆選手。先輩の選手にメダルを掛けてもらった姿を見て、いつかこの子が自分の力でメダルを掛けてもらう時が来るんだろうなと、期待していました。その後も着々と活躍するも、13年シーズンの不調からソチは選に漏れ辛酸を嘗めましたが、そこから再起して今回は金・銀・銅をコンプリートする大活躍。8年間の経緯を知っているがゆえ、仕事帰りのワンセグで見たパシュートの決勝には車内ながら目頭が熱くなりました。

後半に続きます…
少し前の話になりますが、野球殿堂の投票が行われました。今年は金本アニキとゴジラ松井、エキスパートで原辰と瀧氏(詳しく知りませんが)が順当に選出。プレーヤーとしての両氏は初めての候補入りでしたが、選ばれるべくして選ばれたかと思います。

投票結果を見ると、この人また選ばれんかったな~と言う人もまだいます。個人的には去年の平松氏は遅すぎるくらいと思いますし、松岡弘、田淵幸一、加藤秀司、長池徳士、白仁天、リー、ブーマー、バースの各氏も一時代を築いた名選手ながらまだ選ばれていないのも釈然としません。江夏氏については色々意見はありますが、そろそろいいかなとも思います。

海の向こう、アメリカの殿堂ではゴジラが野茂に続いて5%の壁に跳ね返され、殿堂入りが閉ざされました。メジャーのみでの成績が評価されるゆえに見劣りするのは致し方ないとはいえ、日米野球への貢献という見地からすれば野茂氏ともども殿堂入りして然るべきと思いますが…


年明け早々の闘将の訃報はびっくりしました。久万がオーナーをしていた暗黒時代、野村氏が、星野氏が負け犬軍団をしごかなけれはアニキも入って来なかったでしょうし、赤星も入らなかった(渋るスカウトを野村氏が説得して採ったとされる)でしょうから連続Bクラスは今にも引き継がれていたかも知れません。ウチと楽天の恩人でもあったお二人に感謝とともに闘将のご冥福をお祈りします。
大和がFAでベイスターズに行ってしまいました。守備力は球界屈指でGの阿部をして「打球が飛んだ先が大和なのが嫌」と言わしめ、幾度となくピンチを救ってきてくれました。

ただ去年、今年の使われ方を見ていると出ていきたくなる気持ちもわかります。30歳でスイッチに転向し、1年目で打率2割7分程度と及第点の打率を残し、守備で防ぎ得られた失点を考えたら3割クラスの選手やと思います。しかしながら今年は便利屋扱い感が半端なかった。来年以降も北條、糸原、大山優先になるだろう事が予測されるならいい条件で気持ちよくプレーできる環境を求めるのは当然でしょう。

中堅と思っていてもいつの間にかベテランの域になった自分と重ね合わせてしまいますね。大和選手のベイスターズでの活躍を願っています。編成や首脳陣に後悔させるくらいの。


自然科学系の学術論文数が落ち込んでいるというニュースは数年前から言われ続けています。私が大学生の頃から高等教育の予算が削られ、大学教員の任期制で大局的な研究がしにくくなったこと、過度な倫理規制…は今更言い尽くされた所ですが、最近感じるのは若い人が素直過ぎるというか従順過ぎることです。

いわゆる記憶力や応用力はあるんですが、エビデンスやガイドライン至上主義の中で育ってきたせいか、融通がきかない。おかしいはずのことに対しておかしいと思わない。疑問を持つことこそが科学の発展の原動力なんですが…