孫将人、過去コラム 2012年4月9日発表
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☆孫将人(そんまさと)コラム
前回のおさらい&コラム
「セルフイメージのワナ」
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前回は、結婚前からずっと隠れて沢山飲んでいたご主人さんについて
元彼と浮気をしてしまった奥さまからの相談を取り上げました。
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○ 相手を責める雰囲気があると本音を言い出せなくなる
○ 許しあう雰囲気を作ってみましょう
○ まずは自分から「今まで、ごめんなさい」と謝ってみよう
○ 人は頼られると、ポジティブになって自信がつく
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↑ということでしたね。
ですので、相手を責める前に、言いやすい
雰囲気というのを心がけるようにしてください。
これは子育てでも同じですよ。
厳しい親なのに、なぜ子どもが非行に走ったのか?
と疑問に思うケースがあるかと思いますが
許しの雰囲気を親が持っていないから
子どもは悪いこと、失敗したことを親に言えず
子どもが一人で解決しようとトラブルが大きくなっていくのです。
ですので、厳しくしつける以上に
100%の愛情と許しの雰囲気で見守ってあげることが
お互い本音のコミュニケーションでは大切になります。
最近、よく聞く言葉で「セルフイメージ」というのがあります。
セルフイメージとは
自分に対する自分の評価(自己評価)ですね。
よく言われているのが、セルフイメージが低く
「自分はその夢をかなえるのにふさわしい価値ある人間ではない」
と思っていると
どれほど努力しても、その夢をかなえることが難しいというものです。
ですので、「セルフイメージ」をあげましょう。
ということを言われるのですが
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セルフイメージを高めるために何かをしなくてもOKなんです。
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というのも、人は楽しんでいるとき
「セルフイメージ」のことを考えずに
物事を達成させることができるからです。
趣味のことやゲームなどを楽しんでいるとき
「自分はこのゲームに勝つに
ふさわしい価値ある人間だ」
とは考えないですよね。
ただただ楽しみの中で没頭して、いつの間にか
ゴールにたどり着いているものです。
ですので、もしあなたが夢をかなえるのに
セルフイメージをあげないといけないと思ったなら
別の見方をすることをオススメします。
というのも
「セルフイメージ」という概念を持ち出すとき
人はその物事を
楽しめていないことが往々にしてあるからです。
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「セルフイメージ」という専門的な用語を使うと
何か解決しそうな気になるのですが
実際は物事を自分から複雑にしてしまっているのです。
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では、どうすればよいのかというと
今取り組んでいることをゲームのように
もっと楽しく取り組んでみることです。
そうすると、「セルフイメージ」という概念を持ち出さなくても
さらには、ゴールに達する前の
その過程においても幸せを感じることができます。
たとえば、仕事で成果をあげたいとき
ゲームのように楽しみながら取り組むことで
目標に達成するまでのプロセス(過程)も楽しめますよね。
人は「○○しないと、幸せになれない、成功できない」と思わされがちですが
実際はどんなことをしても幸せになれます。
さらに言うと
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「どんなことでもできるという柔軟な態度・気持ち」があれば
どんなときも幸せであることができるんです。
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人は楽しんでいるとき
自分の地位や立場を離れ
さらに「セルフイメージ」からも離れて
どんな役割になっても、それを気にすることなく、取り組むことができます。
セルフイメージというのは、そこに固着すると
「オレを何様だと思っているんだ」
という横柄な態度が出てしまうので用心してください。
つまり、セルフイメージを意識しすぎると
「勘違いな人」になってしまいがちですし
「何とかしてセルフイメージを高めないと。。」と深刻に考え
さらに楽しめなくなる、というマイナスの循環に陥ってしまうのです。
☆─今回のポイント─☆
○ セルフイメージはイメージしなくてもOK
○ セルフイメージを磨くのではなく、今、取り組んでいることを楽しもう。
○ 楽しんでいるとき、セルフイメージ・地位・立場を離れることができる。
○ セルフイメージを意識しすぎると
横柄な態度になったり深刻になって楽しめなくなる。
○ 何でもできる、何にでもなれるという柔軟な姿勢・態度であれば
いつでも幸せを感じることができる。
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