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バーグマンのブログ

「一般社団法人 日本ハンバーグ協会」理事長&ハンバーグマのグーグー原作者&なつかしエンタメライター&キャラクターデザイナー
バーグマン田形のブログ
(ハンバーグ&プロレス&ファミコン&ジャンプがメインでしたが、現在休止中…)

昨日(10/16)の「孤独のグルメ」では、杉並区西荻窪のラム肉のハンバーグが紹介されました。

五郎さんも
「うま甘い 未知のハンバーグだ」
「ちょっと驚いたラムバーグ
俺の中のハンバーグ観が解体再構築されていくようなうまさだ

と絶賛!

そうです。
ハンバーグの魅力は牛肉、豚肉、鶏肉だけではありません。
いわば、ありとあらゆる肉がハンバーグとなりうるのです。

さて本題ですが、明日放送の「スクール革命!」にて、私、バーグマン田形が「日本ハンバーグ協会」のエキスパートとして監修した『変わり種ハンバーグ』に関する問題が出題予定です!

10/18(日)11:45~12:45
日本テレビ『スクール革命!

『変わり種ハンバーグ』とは、ラム肉のような変わった素材(肉)を使ったハンバーグです。
どんなハンバーグが登場するか…?
アナタのハンバーグ観が解体再構築されるといいなぁ…(肉汁)。
ぜひお楽しみください!

ちなみに、私は『変わり種ハンバーグを』を『オルタナバーグ』とも呼んでいます。
オルタナティブ=「主流ではないもう一つの」といった意味合いです。
中でもプレミアムなハンバーグは『はぐれバーグ』と呼んでいます。
…レアな上に(美味しさの)経験値高そうでしょ?


これからもハンバーグ界を盛り上げるために、積極的に前に出て行きます!
ハンバーグに関する様々なエピソード、お話します。
メディアの皆さま、どうぞお気軽にお問い合わせください!
プラズマガンを撃った反動で移動するマイキャラ「SASA(2プレイヤーはNANA)」を操り、エネルギーパックを集めるとクリアになるちょっと変わったアクションゲームです。

この反動アクションを例えるならば、「ドラゴンボール」の悟空が“舞空術”をマスターする前、“かめはめ波”で空中を移動したのと同じような感覚です。
このアクションに慣れれば面白いのかも知れませんが、私は馴染めなかったので、変なゲームとしての記憶しかありません。
ちなみに、「NANA愛のテーマ」というカラオケが付いとります。
別にいりません。
大体値段が高いです。
5500円。

ファミコン初の5500円ソフトは84年の「エキサイトバイク」でした。
このゲーム発売前の当時の価格帯は3900円、4500円、4900円のいずれかでした。
ギリギリで5000円の壁を越えることはなかったのです。
ガキにはたかが600円の差でも大きかった…。
(1/144のガンプラなら二つも買えるし、キン消しのガチャガチャも6回できるなどなど)
まだ、定価買いが当たり前の時代ですから…。
でも、「エキサイトバイク」にはその割高分の面白さがあったのです。
翌85年6月発売の「レッキングクルー」も5500円。
これまたもちろんコストパフォーマンスは十分です。
上記二作品は言わずと知れた任天堂製で、エディットモードも付いています。
高いなりの理由があったとガキンチョどもは認識していたのです。

で、問題がこの同年8月発売の「アストロロボSASA」。
アスキー参入第一弾にしていきなり5500円です。
しかも、その後も「ゲイモス」「ぺんぎんくんウォーズ」「ボコスカウォーズ」と立て続けに5500円!
どれも、値段の割にゲームの内容が薄いし、まだファミコン通信創刊前の時代(出版元はアスキー)ですから、アスキーと言うメーカーはチビッコには生意気なクソゲーメーカーとしか映りませんでしたね。
後にアスキーは「ウィザードリー」や「ベストプレイプロ野球」「ダビスタ」シリーズで一流メーカーに輝くのですが…。

ちなみに、85年発売のその他の5500円ソフトは、エニックスの「ポートピア連続殺人事件」、スクウェアの「テグザー」の2本のみ。
この2社ともにまだ大物メーカーの片鱗はなく、ポッと出が高いゲーム出しやがって!とアスキーと同レベルぐらいにしか考えていませんでしたね。
まぁ「ポートピア」は許すけど。
(パソコン知識は皆無だったんでスクウェアも知らなかった)
この2社が社会現象となるほどのヒット作を生み出し、その後まさかの合併が起こるとは夢にも思わなかった時代の出来事です…。
ハンバーグは『料理・ご馳走の代名詞』であり、
プロレスは『闘い・格闘技の代名詞』である。
どちらも華があり目を引く存在であり、シンボリックな扱いを受けやすい。

しかし、
ハンバーグ=ご馳走 と言い切るのは難しく、あくまで『ご馳走の要素を含むもの』であり、
プロレス=格闘技 ではなく、あくまで『格闘技的要素を含むもの』である。

対して、ステーキは『ご馳走そのもの』であり、『格闘技そのもの』である。
どちらも、素材がすべて、装飾控えめ、一口で勝負が決まる。
つまり、『ステーキ=格闘技』といえる。

この『そのもの』ではなく『要素を含むもの』であること。
これこそが、ハンバーグとプロレスに共通する『懐の深さ』ではないだろうか。
ジャンルの多様性と未来への進化はそこから生まれるのだ。


素材は「腕(技術・知恵)」でカバー、装飾多め、最後まで色んな波が来る。
『ステーキ=格闘技』を超えた価値の創造、これぞ『ハンバーグ=プロレス』の魅力だ。

どちらも、知名度・認知度が高い割に、実態や本質がよく知られていないジャンルであり、
また、エンターテインメント性が高く、遊び心あふれるジャンルであるがゆえに、
とかく軽んじられがちであることも共通だ。

ハンバーグはプロレスであり、プロレスはハンバーグである。
この魅力を広く発信していくのが私の使命である。


「ステーキ!ハンバーグはお前のかませ犬じゃないぞ!」

…『ステーキ=格闘技』も好きだけどね…(肉汁)