再びの天空キャンプ場(TENKU CAMP BASE奥武蔵)

の続き

夕暮れにはまだ早いが夕食の準備。焚き火も始めた。含水率の低い広葉樹の薪をたっぷり用意した。焚き火とキャンプは私の中では一体のもの。

 

把手をDIYしたマルチグリルで肉と野菜を焼いた。焼きそばはこの浅いグリルでなく別のフライパンでやった。焼きそばをマルチグリルでやると、下手くそなせいもあるが、こぼれ散るのが分っていたからである。

 

ぽつりぽつりと雨粒。もともと大気は不安定との予報だったので覚悟済み。タープは張っていない。焚き火はこの程度の雨では消えないが、テーブルだけはテント内に移動した。

 

こんな天候だから夜景は無理だろうとなかば諦めていた。ところが不思議、夕暮れ時になるとモヤが消え、夜景が浮かんで来る。夜景だけに昼には見えない!ん?おおさぶ!気温も下がってきた。

 

動物たちの鳴き声が聞こえる。たぶん鹿?それともタヌキ?キツネ?夜が深まるにつれ寒くなる。キャンプの準備段階で、ダウンブランケットと薄い肌掛があれば寒くないのでは?と迷ったが、シェラフを持ってきて正解。

朝がやって来た(テント内から外をみる)。様々な小鳥の鳴き声で目が覚める。膀胱も泣きたいクライマックス。このキャンプ場は建設途中でトイレは仮設。ゲル状に即固めてくれる非常用の携帯トイレが役立った。

 

日の出は4時半頃。雲が厚く、残念ながら期待した日の出を見ることはできなかった。前回も見えなかった。日の出は次・次回に期待するとオーナーに告げ、キャンプ場をあとにした。

 

ではまた。