人工肛門の造設成功 | 命をつなぐ

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 2019.10..末期がんを宣告され気力が乏しくなった。
1回目 アルカディアを求めて 五色風 2008.01.011~12.02.10.
2回目 先祖を尋ねて 光源氏 2012.2.11~2020.07.03.
3回目・今回「命をつなぐ」新H.N(青い海)2020.7.14,~
 『乾坤一擲』の心構えで参ります!!

人工肛門の造設成功

 お腹の手術も入院も初めてだったが、僕は全く心配しなかった。
こう云うと家内や心配で見舞いに来てくれた人達に申し訳ないが。

A: 2019年10月15日 腸閉鎖(イレウス)対策手術
 大腸内にウ〇チが詰まり、細菌や毒素が血液に移行し、敗血症になり、
ショックで1,2週間で死亡する可能性がある。
その防止のために人工肛門(ストーマ)を緊急造設する。


F.11.人工肛門造設手術
 この図はガン手術で、もう一度使う。

手術台に登るときも、1人の医師と二人の看護師に向かって、
「自由に切り開いていいですよ」と云ったら、
医師「未だ、全身麻酔しなければーーー」僕「ア、そうか(笑)」
看護師「蜂蜜アレルギーなんですか?」
僕「そんなこと、何回 聞くの?」と嫌味を言った。

麻酔が効くと眠ってしまい、痛くも痒くもないんだね(爆笑)

B: 家内のメモによると、

   午後1時30分頃、手術。
  見舞客:孫①、実妹、義兄、義弟、家内(客ではないか(笑)
   孫①は東京からよく来たものだ。

午後4時30分頃、麻酔が覚め病室へ移動とある。

F.12. S4病棟の配置図(赤いボールペンで指示)

  ①スタッフステーション
 

 

  ②415号個室(①の直近)
  
 

C: 薬剤師:秋山さんのメモ(鉛筆手書き)
 《2019,10,15
   薬のアレルギー 副作用ありますか?
 飲んでいる薬は当院と村上記念だけですか?
 今、飲んでいる薬はすべて中止しています。
 糖尿の薬を中止しているため、インスリンで血糖管理しています。
 血糖値が高かったら、お腹に打ちます。
 糖尿の薬を飲んでいて、ふらつき、冷汗とかはなかったですか?
  (低血糖症状)
 本日、点滴で抗生剤がいきます。
 下痢、息苦しさ、発疹などありましたら、すぐに申し出てください。


実はこのメモに記憶がないし、秋山さんも思い出せない。

多分、主治医から
【患者の耳は聞こえないから、大事な事はメモで残せ】と指示されている。

但し、僕の返事が省略されたかたちだな。
眠っているときに書いてくれたかも知れない。

D: 2019年10月16日:

    この日の記録はないが、僕の下手糞な鉛筆文字で
 《TEL依頼 ○○-xxxx 僕と家内の名前、
  1.明朝、眼鏡カバー(サングラス用)
  2.カレンダー 記入余白多いもの
  3.ボールペン
  4.ガムテープ
  5.コートハンガー 》
ーーー看護師の誰かに頼んだのだろう。

E: また、次のメモが残されている:
《傷、痛いですか? 吐き気はないですか?
 ガスも便も出ているから、のけときます》

 ーーー多分、人工肛門の手入れをしてくれたのだろう。

G: 「傷が痛い」とメモに書かれている(僕の字ではない)
  この頃、会話が不十分だった記憶がある。
 
まあまあ、厄介な患者だったのだなー