色覚多様性の方でも認識しやすい3つのポイント
([カラーユニバーサルデザイン機構]様のガイドブック)
①できるだけ多くの人に見分けやすい配色を選ぶ。
②色を見分けにくい人にも情報が伝わるようにする。
③色の名前を用いたコミュニケーションを可能にする。
①②について記載いたします。
開発だけでは、ドキュメント作成にも利用できるのではないかと思います。
①できるだけ多くの人に見分けやすい配色を選ぶ。
1.色を変える
色を組み合わせるときは、彩度は「高い色」と「低い色」の組み合わせ、明度は「明るい色」と「暗い色」 を組み合わせると見分けやすくする。
(彩度の低い色(パステル調)同士を組み合わせると、色覚多様性の方は色の違いがわからなくなります)
2.色の濃淡・明暗の差(コントラスト)をつける。
背景の色と文字の色に明暗の差をつける。
②色を見分けにくい人にも情報が伝わるようにする。
1.形を変える
形を変えたりマークを併用する。表示位置をかえる。
2.ハッチング(模様)をつける。
地図やグラフなど、塗りつぶす面積が広い場合は、斜線やドットなどのハッチングをつけると、色の 違いが見分けられない場合でも、情報が伝わりやすくなりる。※ハッチングをつけた場所は目立たせる 効果があるため、使い方には注意が必要。
折れ線グラフ等の場合は、マーカーを変えたり、線種を変える。
3.文字や線を太くする。
太い線 など面積が大きいほど色を感じやすく、色の違いがわかりやすくなりる。