「色覚バリアフリー」とは、色覚多様性の方々にも分かりやすい表示にしようという取り組みとなります。
鉄道、病院などの公共機関にかなり浸透してきているそうです。
以下、一般色覚者とP型の型の見え方の差異です。
シミュレーション結果の通り、色覚多様性の方々の認識できない表記は意味をなさないのです。
Webデザイン、アプリケーション開発の上で考えていかなくてはならないのではないでしょうか。
[カラーユニバーサルデザイン機構]様のガイドブックより
色覚多様性について
人の場合は一般に、赤・緑・青の3色を感じる3種類の細胞があり、色を見分けている。
遺伝子のタイプによってどれかの色を感じる細胞の働きが低い方がいる。
赤色の場合を「P型」、緑色の場合を「D型」、青色の場合を「T型」と呼ぶ。
P型とD型を中心に国内に約300万人いるとみられ、特に男性では20人に1人の割合と高い。
かつては「色覚異常」や「色覚障害」などの用語が使われていたが、誤解や偏見につながる恐れがあり、
日本遺伝学会が2017年に見直し「色覚多様性」に改訂した。