今の話題・・・

 民主党の代表選と自民党の総裁選です。

 私の場合、完全に政策(選挙公約)しか見ていません。

 その中から読み取れる立候補者の政策への基本姿勢から、

 どの候補が民主党代表や自民党総裁にふさわしいかを評価しています。

 政治家としての実行力などは二の次の評価です。

 あくまでもその政治家の政策です。


 なぜなら、どんなに人柄がよく実行力に長けていたとしても、

 政策が正反対に間違っていれば、逆効果として現れます。

 つまり、有能な馬鹿はタチが悪いということです。


 さて、まず民主党の代表ですが、

 評価した点は2つです。

 ひとつは、立候補者本人の政策。

 ふたつは、それらの政策を実行力の有無の私の主観的評価です。

 
 そして、民主党代表選立候補者の私の評価は・・・

 原口一博 > 鹿野道彦 > 野田佳彦 > 赤松広隆

 重視した政策とは、

 デフレ不況への具体的な対応策(TPP参加問題を含む)と、

 外交問題(尖閣、竹島などの日中韓問題)です。

 政策的に、ほぼ私の考えに近かったのは原口さんでした。

 鹿野さんはデフレに対する政策はまあ良かったのですが、外交問題では?でした。

 野田さんは、デフレに対する政策の中で・・・

 「デフレ脱却5本柱」なる政策を掲げていましたが、金融緩和政策に全く言及がなく・・・
 
 そればかりか「円高メリット活用促進(海外M&A支援)」みたいなことを掲げていました。

 デフレと円高は裏表の関係です。

 逆を言えばデフレを解消するということは円安推進ということです。

 何をやりたいのでしょうか・・・野田さんは・・・

 赤松さんは問題外でした・・・デフレ対策に対してまともな政策を掲げていません。

 また、外交問題でもお花畑としか言いようがありません。


 さて、自民党の総裁選立候補者の私の評価ですが・・・

 各立候補者のHPや自民党HP、立候補所見発表演説会の内容をもとに評価しました。

 評価の点は民主党と同じです。

 
 では、その評価ですが・・・

 安倍晋三 > 石破茂 > 石原伸晃 > 町村信孝 > 林芳正

 安倍さん、個人のHPや自民党HPの政策内容は薄い感がありますが、演説内容は私の支持する政策に最も近かったです(ただし日米強調路線が強すぎるのはいまいちですが・・・)

 石破さんは、私はコチコチの財政均衡主義者だと思っていましたが、個人のHPを拝見したら、ちゃんとデフレ対策について言及していました。

 かなりの政策転換というか、修正があったということでしょうか?

 石原さんですが、円高対策でなぜか固定為替を持ち出しました・・・どうなんでしょうかね?たんに日銀が金融緩和すればいい話だと思うのですが・・・

 町村さん・・・財政政策(公共投資)は語るんですけど、金融緩和(日銀)政策についての言及がなく、あまり信用に置けないと判断しました。

 林さん、新自由主義の匂いがプンプンします。

 経歴を見るだけでも、新自由主義に染まっているのでは?と思います。

 アジアの成長を取り込め!と言っている時点でおかしいと思いましたし、デフレ対策があまりに弱く感じたので「有能な馬鹿」認定させていただきました。


 日中関係がこの先悪くなる一方だと私は考えています。

 それは、中国経済の成長の鈍化が顕著になる一方で世界経済も鈍化どころかマイナスへ振れています。

 中国の景気の底支えしてきたのは、貿易を中心とした外需と不動産投資を中心とした内需ですが、どちらも急激に萎んできています。

 これでは、好景気によって押さえ込んできた中国国民のあらゆる内政的不満に対処できなくなるでしょう。

 それでいて、これらに抜本的対処するどころか中国共産党のエリートは、自分たちの特権を利用してえた富を海外に流出させ溜め込んでいます。

 これでは、中国国内で富の蓄積や還流が起こらず、中国国民の多くが貧しいまま据え置かれ、中国経済の成長も頭打ちになるのも仕方がないことです。

 これらの理由で、中国国内の不満を押さえきれなくなった中国政府がそれらの不満をそらすために国外へとその矛先を向けるのは自然の流れと言えます。

 だからこその尖閣諸島での中国の攻勢とも言える衝突が繰り返されるわけです。

 しかし、今の日本は数十年前の日本と違って国民の国益に対する常識が戻りつつあり、そのような中国の動きに強い反発をもって受けとめています

 となれば、今まで以上に中国に対してより強気に対処することを求められるようになり、日中関係はより一層冷え込むことが予想されます。

 そういう中で、もしアメリカが対中関係を重視するあまり、日米間の距離を置こうとすれば、日本の中で必要に迫られた形での再軍備の声が強くなるのは間違いありません。

 もっと言えば、対中軍備として日本の核保有の可能性だって充分ありえるということです。

 超大国の座から降りようとしているアメリカに日本が懐疑的な世論に支配されれば、核保有など一気に進む可能性は充分あると考えます。

 そもそも、日米同盟においてアメリカが日本のことを国益に関係せず守ってくれるとは、私自身まったく思っていません。

 アメリカは国益でしか動かない国ですから。


 韓国との竹島問題・・・

 中国・台湾との尖閣諸島問題・・・

 ロシアとの北方領土問題・・・

 日本はかなりなめられています。

 
 とくにこの度の韓国大統領の行動は常軌を逸しています。

 中国も尖閣諸島への挑発を強めています。

 
 これだけのことをされて、周辺諸国への配慮と称して

 靖国参拝をしない野田総理は外交的手腕はゼロということでしょうか?

 野田総理に限らず、民主党政権の外交能力はあまりに粗末と言えます。


 このまま、周辺諸国に対して譲歩を重ね、

 実際的行動を取れないようであれば、ますます日本は舐められることになるでしょう。

 ひいては、日本を守れない政党というレッテルを民主党は貼られることになります。

 
 それは、経済政策とか社会保障とかの問題とは別次元です。

 つまりが、国家の主権を守れないようでは、政府としてその統治機能に欠陥があると言わざるをえません。

 これは、政権担当能力がないというより、その資格がないということです。


 こんな政党には危なくて投票することはできないでしょう。

 少なくとも、今のままでの野田内閣ではそうです。


 次の選挙では、経済問題や社会保障問題も争点になるでしょうが、

 外交問題も大きな争点になる可能性は大いにあります。