新型コロナウイルスの感染拡大によって
練習にも試合にも今年は参加しないと
決めた1年でした。
コロナが落ち着けばこの決意は容易に
変更出来るものでしたが、予想通りと
いうか予想外にコロナの影響は続き
ました。
なのでこの1年間は密ならない二人きり
でのピッチングが続きました。
このような機会が得られたのは、大変
有難いことであり、一緒に投げてくれた
弘瀬先生には感謝しかありません。
別に競争していたわけではないんですが、
いつの頃から
「100キロ投げるまでは帰れません。」
チャレンジが始まり、二人とも何とか
100キロは達成しました。
ただこの過程で私は常に弘瀬先生の
後塵を拝し、負けてばかりを続けることに
なりました。
やはり二人ともずっと負けたくない!と
頑張ってきたせいでしょうか、競争している
つもりではなくても、相手が何キロ出したと
なると、自然とその上を目指すように力が
入ってきます。
もうこれは本能なので仕方ありませんね(笑)
しかし1年間ずっと負けてばかりでは面白く
ありません。
来年もこのまま二人のピッチングが続くのか、
それとも落ち着いているコロナが再拡大する
ことがんければ、2年ぶりに全体練習に復帰
出来るかもしれませんし、どうなるかも分かり
ません。
なのでどんなことになってもいいように、この
オフも引き続き球速アップが出来るような
トレーニングをやり続けることになります。
寒くなるとカラダが温まらず動きは悪くなり
ますが、唯一走ることが楽になります。そして
走ったあとの1杯の水が美味しい季節になり
ます。
こんなささやかなご褒美を目指して、こつこつ
と走ってみたいと思っています。