人生の半分を超えて61年と11カ月
生きてきました。
もう少しきちんとしたおじいちゃんに
なっているかと思っていましたが、
実際孫も3人いておじいちゃんに
なったにもかかわらず、まだまだ
落ち着ておりません(笑)
老体にむち打ちながらスピードへの
挑戦を続けているわけですが、これが
どうも上手く行きません。
老化はしかたないんです。事実なので。
しかし若い頃にちゃんと考えていれば
今もっと出来ていただろうと思うことが
たくさん見つかります。
スポーツは科学になりました。体力や
体格、そして技術、トレーニングまで
すべて科学的に裏打ちされてきました。
昔は経験がすべてだったんです。
この経験=自己流でやってきたことが、
今やりたいことを妨げることになるとは・・・
一旦身に着けた悪い癖を取り除くことの
難しさに苦労しています。
頭ではこうやろうと考えても身体が勝手に
昔からやってきた動きをやってしまう。
搭載しているコンピューターが古いので、
新しいプログラムを理解できないんです(笑)
買い替えは出来ません。この古びた機体と
コンピューターで、時間をかけてちょっとずつ
プログラムを書き換えていくしかないんです。
バグが発生したりフリーズしたりすることは
日常茶飯事ですが、我慢するしかありません。
しかし建物でもなんでも60年ものと言えば
もうボロボロですよね。
人間だからこそ60年ものでも、まだまだ
使えるかも?っていう期待が持てるとも
言えます。
過去は変えられないもの、過去は引きずるもの、
いやいや過去があってこそ今がある。
年を取ったと言っても、今が残された人生の中
では一番若い時。
やれるだけのことはやってみよう!(笑)