日本女子ソフトボールが13年ぶりの
金メダルを獲得しました。
おめでとうございます。
この試合神様が日本に勝っていいよ!
って言っているかのような試合でした。
初回のワイルドピッチも普通はアメリカ
が1点先取の場面です。これがうまく
跳ね返ってアウトになる。
アメリカがもし1点先取していたら、試合
の流れや勢いはアメリカに傾いていた
でしょう。
そして6回のダブルプレー。あんなことは
まずあり得ないことです。サードが弾いたら
ボールは普通変な方向に飛んで行って
セカンドランナーは帰ってきますし、
バッターランナーも2塁まで行って、引き続き
ピンチが続く場面なんです。
それがショートの動いた先にボールが
飛んできてダブルプレーになるなんて。
今大会の後藤投手の運みたなものなん
でしょうけど、ボールに勢いはあっても球種
が少ない後藤投手がつかまりかけていた
場面でしたよね。
チェンジアップが高く入って、バッターは
上手く打っていました。
あれがヒットにならずにダブルプレーに
なるなんて奇跡みたいなものです。
最終回上野投手を再出場させた采配は
見事でした。「顔面蒼白になっていた後藤」
を感じたベンチの判断の勝利だと思います。
ソフトボールの大会はページシステムが
普通です。予選を1位で通過したチームが
圧倒的有利なシステムです。
今回このページシステムが採用されなかった
のも良かったです。
6チーム総当たりで決勝まで行っても6試合と
いう短期決戦。これを想定した選手選考。
いろいろ周りには言われた(私も疑問を持った
一人でした。)でしょうけど、今回の試合数や
相手チームを分析して、必要な戦力を選考し
た首脳陣のお手柄と言うべきでしょう!
パリではまた競技から除外され、その次の
アメリカでの復帰を狙っているようですが、
7年後にまた金メダルが狙えるように、新戦力
の発掘に力をそそいでもらいたいと思います。
日本代表のみなさん、おめでとうございます!
そしてお疲れ様でした。