大切な人を失わないように | ソフトボールを愛する人にお届けするブログ

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昨夜携帯電話が鳴りました。

そこに表示されていた名前は登録はしてあるものの、

普段はかかってくる可能性がほとんどない名前で

した。

 

「ん、なんでこいつからかかってくるがやろう?」

 

と思いながら出てみると、

 

「昨日の朝親父が亡くなりました。」

 

とのこと・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

昨年の11月くらいに久し振りに電話があって、元気な

うちに顔を見に行くと約束していました。

 

しかし年末前から高知でも新型コロナの新規感染者が

大幅に増加して、さすがに今は無理やねって延期して

いたんです。

 

そして1月末になって新規感染者も落ち着いてきたなと

思っていた矢先の、この連絡でした。

 

コロナに感染して入院していたそうです。ましてこの

先輩肺がんを患ったことがありましたので、呼吸器に

既往歴がありました。

 

詳しい経緯などは聞けませんでした。なので良く分かり

ませんが、やはり基礎疾患がある人は気をつけないと

命まで失ってしまうことのようです。

 

昨年最初の緊急事態宣言の時は「大切な人にうつさない

ようにしましょう。」みたいなことを良く目にしたり、耳に

したりしました。

 

欽ちゃんや岡江久美子さんの死亡は、大きなインパクト

でしたよね。

 

しかし最近テレビなんかのインタビューを見ていると、

 

「自分の周りには感染した人いないんですよね。」

 

みたいな若者の声を聞くことがあります。

 

そうなんです。これだけ長く感染が続いているのに、

自分の周りには感染者がいないことが多いんです。

 

一昨年までのインフルエンザなんかだと、かならず自分

の周りに感染者がいました。このコロナ意外に自分の

周りだけみると感染したって聞かないんです。

 

私は仕事柄同業者の中に感染者が発生したって情報が

早く入りますし、非常に敏感になってますのでいつどこで

感染してもおかしくないと思っていますが、若者たちが

自分たちは大丈夫と思ってしまうのも理解できないわけ

ではありません。

 

しかしこの新型コロナはやっぱり人の命をうばってしまう

恐いウイルスだということです。

 

ワクチンや薬が開発、普及して、もし感染してもきちんと

治療出来る体制が整うまでは、それぞれが今の感染予防

をきちんと続けるしかないんだと思います。

 

失ってからでは遅いんです。

 

今となっては遅いけど、昨年電話があってすぐに会いに

行っていればと思わずにはいられません。

 

闘犬センターの創設期にいっしょに汗を流し、たくさんの

ことを指導していただいた先輩でした。

 

いろんなことがありました。楽しいことばかりではなかった

ですが、今となってはそれも良い思い出となり、あの時は

こうやった、ああやったと話のタネには事欠きません。

 

そんな大切な人がいなくなってしまいました。残念で仕方

ありません。

 

どうかみなさん、自分の周りには感染者がいないとか、

自分は若いので感染しない、感染しても無症状か軽症で

すむとか考えないでください。

 

この病気は無症状でも他人にうつす可能性があることが

恐いんです。

 

あなたの周りの大切な人を守るためにも、最大限の感染

予防をお願いします。