日曜日の練習の時のテごたえみたい
なものを、昨日お伝えしましたが、
実は日曜日にはもっと衝撃的なこと
が起こっていました。
日本ハムの大谷投手が163キロを
記録しました。
本当に彼のポテンシャルはすごいで
すね。
あんな体が欲しい(笑)
ただあの画像を見ながら野村監督が、
あるスポーツニュース内でつぶやい
た言葉が衝撃的でした。
「良くないね。だってバットに当た
っているじゃない。」
「ボールの質が悪い。」
「140キロでも空振りが取れるの
が、質の良いボール。」
確かに大谷投手が最高記録を更新す
る場面では、必ずボールはバットに
当たっています。
昔の伊良部投手の時もバットに当たっ
ていたような気がします。
あの記録は初速を計っていると思いま
すので、質(回転・スピン)が良くな
い、力を入れて投げる(=力み)など
によって、終速はそんない速く感じな
いのかもしれませんね。
全盛期の球児君のストレートは、バッ
ターボックスに入ると速く感じるボー
ルだったそうです。
オールスターで実際に見ましたが、球
速は10キロ以上も速いクルーン(ベ
イスターズ)のボールは打たれるのに、
球児のボールはパリーグの強打者が、
クルクル空振りするんです。
これがボールの質じゃないでしょうか。
力いっぱい投げて、自分では満足感い
っぱいの自信たっぷりのボールが、い
とも簡単に打たれた経験はありません
か?
私はあります。
「7分で投げろ!」
手首や腕が硬くならず、柔らかく使え
る良いアドバイスですが、この感覚で
投げたボールがコントロールも良く、
ボールの質もいいことが多いですね。
ないのはピッチャー自身の
「力投感」
「満足感」
だけのような気もしますね。
ピッチャーをやっている以上、ちょっ
とでも速いボールが投げたいと思うの
が普通ですし、そのボールで空振りの
三振を取るのが理想です。
そのためにトレーニングや練習を続け
ているとも言えます。
しかし、ただ速いだけでは三振は取れ
ない。
「ボールの質」
これが新たなテーマになりそうです。
今日はここまでにしますね。