
新発売のバットのついてM社さんに
お尋ねしていたら、お返事をいただき
ました。
お忙しいところありがとうございます。
私の考えていた
「従来品よりも初速が速いのに、飛距
離は落ちるのか?」
という疑問は、私の認識が間違ってい
たようです。
質問と回答は、
革ボール用のバットのところに書かれ
ている、「従来品より初速が速い」と
いう記述についてですが、打ち出した
時の勢いが従来品よりあるにもかかわ
らず、反発規制内のこのバットは飛距
離は落ちているのでしょうか?
今回のXと比較しているのは、反発規
制対応品でDWTを塔戴してないタイ
プとの 比較になります。
反発規制対応品同士で比較した場合、
今回のXのようにDWTを塔戴したモ
デルの方が飛び出しスピードは速くな
ります。
なるほどねでした。
ということは、やはり従来品より飛距
離は間違いなく落ちるということでし
ょうね。
次に
あと「振り重さ」という概念を簡単に
教えてもらええると有難いです。
慣性モーメント」という振り重さをあ
らわす指標があり、慣性モーメントの
値が大きいほうが、振り重いバットに
なります。
トップバランスのほうが、この数値は
大きくなります。
この回答を図にしたものが、今日アッ
プ した写真の図になると思います。
私は分かったような、分からないよう
な感じなんですけどね(笑)
もう少し勉強して、分かりやすくお伝
えしたいなあと思っています。
後は実際に使ってみた選手に感想を聞
いてみないと何とも言えないですね。
今年の世界選手権では、全てのバット
が検査されて、合格したバットしか使
用できなかったということで、
「確かに飛びませんよ。」
と西村監督が言っていましたので、規
制自体は効果があると証明されている
ようです。
来シーズン打った感触でガッツポーズ
をしたら、フェンスギリギリで捕球さ
れてがっかりみたいなシーンが見られ
るのでしょうか?
選手は恥ずかしいですよね(笑)
楽しみにしましょう。
今日はここまでにしますね。