
高知で開催された日本リーグは今年見さ
せてもらいましたが、他県で開催された
日本リーグに行ったのは、闘犬センター
時代以来でしたので、13年振りになる
のでしょうか。
杉本さんの運転手という設定でしたが、
見ていると燃えますね(笑)
いつの間にか心が戦っていました。
応援が足りなかったみたいで、高知パシ
フィックウェーブは1勝2敗という成績
で、通算6勝6敗の同率4位と、決勝ト
ーナメントに首の皮一枚残ったという形
になりました。
戦闘モードに入ってしまった私から、頑
張っている後輩たちに思ったままをお伝
えしてみようと思います。
やるからには勝って欲しい。
往復12時間杉本さんと話したこと、
闘犬センターのOBたちとの反省会(?)
で話したことなどの中から、参考になり
そうなことを書いてみようと思います。
さて、何からにしましょうか。
そうですね、高知パシフィックウェーブ
というチームは負ける要素を沢山持って
いるということでしょうか。
ほぼ全チームを少しずつですが見せても
らいましたが、どのチームも絶対的な力
を持っているわけではなく、どこかに弱
点を持っていたりしますし、どのチーム
も負ける要素も持っているように感じま
した。
その中で、練習量や選手層の暑いチーム、
ミスが少なく、当たり前のプレーを当た
り前に出来るチーム(バントが出来る、
バスターが出来る、スラップが出来る、
確実にアウトに出来る守備があるなど。)
が成績を残しているということでしょう
か。
圧倒的な攻撃力や手も足も出ないという
投手力を持ったチームは存在しないとい
うことも分かりました。
7回の攻防の中で、主導権を握るように
攻撃のプランを練り、3回の打席の中で
1回きちんと投手のボールが捉えられる
ようにする。
そんなことを考えてバッターボックスに
入っている選手はいるのかなぁ?と思っ
たりしました。
良い投手に気持よく投げられると、そう
簡単には打つことは出来ません。
バッティング練習ではないので、投手は
打たれたくないんです。
打者も「打ちたい」という「欲」がある
ので、力が入って練習のようには打つこ
とができなくなります。
その中で打つ確率を上げるための駆け引
きみたいなものがあるかないか、今の選
手たちにはないような気がします。
当たればホームランになるというバット
とボールの魔力に、取り憑かれてしまっ
ているというのが、現状の男子ソフトボ
ールではないかとまで思ってしまいまし
た。
リーグ戦は負けても次があるというのも
勝負にこだわりが弱い原因でしょう。
負けて悔しくない選手はいないでしょう
けど、
「次頑張ろう。」
と思ってしまう。
トーナメントでは「次」はありません。
もっともっとこのような厳しい環境で、
技術と心を鍛える必要があるのではない
でしょうか。
現在だからこそ生かせる古い技術や考え
方があるのではないか。
それが今は新しい考えになるのではない
か。
時代が変わって、選手も変わって、バッ
トもボールも変わったけれども、ソフト
ボールの本質は変わっていないのではな
いかなと、杉本さんが若い選手にアドバ
イスしているのを横で聞いていて思った
ことでした。
明日からは少し詳しくお話してみたいと
思います。
今日はここまでにしますね。