真意はどこにあるのか?(10) | ソフトボールを愛する人にお届けするブログ

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昨日ご紹介した闘犬センターオーナーか
らの誘いを断り続けた

「田中誠一選手」

です。

この写真には、トヨタ自動車の和田さん、
山田君と私が写っています。

何故この4人なのか、誰が撮ったのかも
分かりませんが、この時代から高知県出身
の選手が日本のソフトボール界を引っ張っ
ていたことを示す写真ではないでしょうか。

高知で生まれて育った選手たちがどんどん
県外に出て行く。

この優秀な選手が活躍できる場所、チーム
が高知県内に存在していればいいんですけ
どね。

闘犬センターはソフトボールに限れば、最
高の場所を提供していたかもしれませんが、
仕事としてはそうおすすめな環境ではあり
ませんでした(笑)

現在は「高知パシフィックウェーブ」
頑張ってくれていますが、その活動は金銭
面だけではなくて、選手の補強、選手の仕
事場の確保と、いろいろな課題が山積して
います。

贅沢を言っても仕方ないので、今ある環境
の中で最高のパフォーマンスを発揮出来る
ようにしなければいけないんですが、私た
ちの頃よりは大変だろうなと思います。

私たちが一番大変だったのは、弘瀬 勝対
だったので(笑)

あと、昨日のブログを書いていて思い出し
ました。

昨日の福島県飯坂市の一般男子の大会に、
私たちは高知から白ナンバーのマイクロバ
スで、ほぼ1日かけて行きました。

そこのシャンデリア付きの豪華なバスで
参加してきたのが、

「ホンダエンジニアリング」

でした。

「なんや、このバス。」

「えらいこと豪華やんか。」

「うちのバストはえらい違いやな。」

と、僻み根性丸出しでした。

それ以来、

「ホンダは嫌い。」

「ホンダに負けたらいかん。」

になりました(笑)

闘犬センターお得意の「反骨心」です。

この話は先日元ホンダエンジニアリング
の蟹沢君にもしましたが、

アジア選手権の時に負傷した「林選手」
を治療していた時に「林選手」が、

「山崎さん、どうして闘犬はホンダに
 負けないんですか?」


「埼玉県庁やYKKには簡単に負けるじゃ
 ないですか。」


と聞いてきました。

「ん、分からんがか?」

「闘犬はホンダ戦は本気やきよ。」

こんな会話でした。

この最初の出会いを知っている選手以外
も、

「ホンダには負けるな。」

という雰囲気は感じていたようで、必死
で戦っていましたね。

それだけホンダエンジニアリングが強敵
だったということでしょうが、田舎者が
都会の格好いいスタイルを僻み、叩き潰
すことで溜飲を下げるようにしただけの
ことだったかもしれません。

ですから闘犬センターはしばらくホンダ
エンジニアリングには負けない事が続き
ましたが、それでも長くやっていると負
けることもあります。

その時のホンダエンジニアリングの喜び
ようと言ったらすごかったですね。

その喜び方を見てさらにファイトを燃や
していたものでした。

やはり好敵手は必要ですね。

そのターゲットが明確になっていると、
その力は集中されると思います。

ただ、その発端が

「バスが豪華だった。」

というちょっと予想外の、選手には全く
関係ないことから始まったなんてことは
驚くべき事実ではなかったでしょうか。

闘犬センターに目の敵にされて、ホンダ
エンジニアリングは大変でしたね(笑)

今日はここまでにします。