監督(その26) | ソフトボールを愛する人にお届けするブログ

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家竹選手の得意技、レフト前への軽打
の時の写真になります。

これは世界選手権の時の写真ですが、
闘犬センターで彼は、ほとんど1番を
打っていました。

闘犬センターと戦う場合、試合前の先攻
後攻を決めるコイントスをする時、
ほとんどのチームが後攻を選択しました。

私たちはコイントスで負けたらどうせ
先攻になるわけだし、こちらが先に点を
取ったら、その時点でほぼ勝ちが見える
とも考えていましたので、よほどでない
限り先攻を選択するようになりました。

ですから、コイントスに行っても相手の
キャプテンに

「後攻ですか?」

と聞いて、そうだと答えた場合には審判


「うちは先攻なんで、それでよろしく!」

で、コイントス省略ということもよく
ありました。

これは別に戦略でも何でもなくて、
コイントスしても同じなので、時間短縮、
面倒臭いことを省略したいだけなんです
けど、一部のキャプテンは

「言えません。」

と答えてくれない場合もありました。

で、結局コイントスして闘犬センター
先攻に決まった場合、

「ほら、やっても一緒やったろう!」

とこちらのファイトに火をつけてしまっ
て、ボコボコにやられた、可愛そうな
チームもありました(笑)

面倒臭いことは、「オーナー」だけで
たくさんだったのです。


試合は1番バッターの家竹選手が出塁、
送って、タイムリーが出て先取点。

後は西村投手が抑えて、はい、おしまい!

という、鉄板の勝ちパターンが存在した
から、出来たことだったと思います。

少し実力に差のあるゲームの場合、1点
入った瞬間に戦意喪失というのが、
ありありと見受けられたこともありまし
た。

全盛期の家竹選手の出塁率は非常に高い
ものでしたし、彼を抑えることは、どの
ピッチャーも困難なことでした。

守備も天下一品!

守備範囲も広く、肩も強かったので、
一番の見せ場は、三遊間の深い当たりを
取って、一塁に投げる時の守備は、
見ていてもほれぼれするほど、恰好良か
ったですね。

この時の送球がそれたことを、見たこと
がありません。

一度、私が投げている時に、
サードの股の間を抜けた(トンネル)
当たりを、ショートの家竹選手が取って
アウトにしたことがありました。

トンネルしたサードにも笑いましたが、
それを取ったショートにはビックリしま
した。

家竹選手がミスするのは、正面の何でも
ない打球の時です。

やはり、ちょっと気を抜くんでしょうね。

見事なトンネルあり、

一塁への暴投あり、

でした。

まあ、彼も人の子、完ぺきではなかった
ということです。

今日はここまでにしますね。