ユニフォーム(その11) | ソフトボールを愛する人にお届けするブログ

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この写真は1984年にアメリカで

開催された、世界選手権の時のもの

です。

ユニフォームはまるで闘犬カラーに

なっていますね。

実は当初日本ソフトボール協会から

支給されたユニフォームは、これで

はなかったんです。

白に肩から両袖が赤になったものと、

紺の2着のユニフォームが支給され

たのですが、これが闘犬センターの

オーナーさんは気に入らなかったん

ですね。

「昨年の日本一は闘犬センターぞ!」

「なんでユニフォームがこれながな!」
(なぜユニフォームがこれなんだ!)

徐々に日本ソフトボール協会内での

発言力も強くなっていた、オーナーの

声を無視できなくなっていた協会は

急きょ3枚目のユニフォームを発注

します。

高知県のミズノ大豊工場で作った、

闘犬カラーのユニフォームが後から

届いて、全日本チームは3枚のユニ

フォームを使い分けることになりま

した。

当時協会として闘犬センターは最近

強くなってきたチームという認識は

あったと思いますが、歴史や実績と

いうところでは、実業団や昨年の総合

選手権の決勝で戦った群馬教員の足元

にも及ばない、ぽいっと出のクラブ

ームだったのです。

その時の全日本の監督であった岡先生

などの口ぶりからも、それは想像する

ことができます。

改めて見直してみると、白のユニフォ

ームなどは昨日紹介した闘犬センター

が国体や総合選手権着用していたユニフォームのカラー

ですし、そんなに目くじら立てるよう

なことでもないのですが、オーナーと

しては、全てを群馬主導権でやられる

ことを嫌ったということだと思います。

初めての世界選手権ということもあって

オーナーのイライラはあらゆるところで

爆発します。

こうやって昔を振り返っていくと、オー

ナーのわがままがいくつも出てきます。

お蔭で、私たちは少々のことでは驚か

なくなりました(笑)