ユニフォーム(その10) | ソフトボールを愛する人にお届けするブログ

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これが闘犬センターが国体用に

胸のマークを、KOCHIにして

作ったユニフォームの実物です。

メッシュ仕様ではありませんので

、秋から初冬にかけては

このユニフォームを着ることが

多かったわけですね。

昨日ご紹介した総合選手権初優勝

の時も、季節でこのユニフォーム

を選んで着ていたということにな

ります。

そして翌年から監督が杉本監督に

変わります。

実業団経験のある杉本監督の就任

は、闘犬センターの練習方法、

戦術、選手起用法等を大きく変え

ることになります。

「練習量豊富な実業団と同じこと
 をやっていても、勝てない!」

「実業団に出来ないソフトボール
 をやるんだ!」

代表的な例では、今では小学生でも

普通にやっているエンドランスクイ

ズを、スタンダーな戦術にして試合

で使ったのは闘犬センターだったと

思います。

練習時間も量も少ないのと、

そもそもバンドが嫌い、打ちたい、

さらには、ずっとクリーンアップを

打っていたのでバンドなんかしたこ

とがないという者までいる始末。

こんな人間の集まりであった闘犬

センターには、ふつうのスクイズが

成功する確立が非常に低かったとい

うことがあって、

「バットに当てることはできるよね
 ?」

「バンドするより、打つ方が確立が
 高いよね!」

で始まった戦術でした。

これを最初にやられた実業団は、

まさにあっぽろけ状態だったことを

覚えています。

今では誰でもやっていますが、

「非常識」が続けていると「常識」

になったという一つの事例だと思い

ます。

こんなことを闘犬センターに持ち込

んだ杉本監督は、ユニフォームにも

変革を起こされます。

杉本監督が発せられた言葉は、

「重たいき、イヤ!」でした。

この一言で、以前ご紹介した帽子の

作りも軽いものに変わりましたし、

ユニフォームも1年中メッシュの

ユニフォームを着用することになり

ました。

杉本監督の発言力、わがままを私た

ちが許していたのには、それなりの

理由がありました。その理由と杉本

監督については、機会を改めて詳し

くご紹介するつもりでいますので、

今日はこの辺にしておきますね。