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 国内での差異化要素として
NTTドコモだけに提供するという考えも
間違ってはいない。

しかしスマートフォン全盛の時代、
ソニーやシャープといった
電機メーカーでさえ、
競合するアップルのiOS向けに
サービスを提供する時代になっている。

総合サービス企業への道を進もうとするNTTドコモは、
自社のユーザーに限定した
サービスだけにとどまってしまうのか。

それとも、
ほかの携帯電話会社にもサービスを開放し、
国内で1億3000万人、
さらには世界を狙うサービスに仕上げていくのか。

このあたりの経営判断が、
将来のNTTドコモの姿を左右しそうだ。

 ここ最近の契約者数や
MNPを使った契約移動の動向は、
“iPhone効果”でKDDIとソフトバンクモバイルに
追い風が吹いているように思える。

さらにKDDIは固定網とのセットで料金を値引く
「スマートバリュー」でも契約者を伸ばしている。

固定網との
一体営業ができないとされるNTTドコモは
どのように対抗していくのだろうか。

 加藤社長はこういう。

「(KDDIの)スマートバリューは光ファイバーなどと
スマートフォンの組み合わせだが、
我々はXiにスポットをあて、
2台目(の携帯電話)を安くして対抗している。

まだ効果は出ていないが、
MNPによるユーザー流出の改善に向け、
料金の組み合わせや家族を含めた
割引ラインアップなどで中長期的に頑張っていきたい」。

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 NTTドコモは
多くの仮想移動体通信事業者(MVNO)に回線を提供し、
その事業者を経由して、
契約者数を増やしているという側面がある。

「MVNOは一定の広がりをみせていて
(ユーザーから)評価されている。
NTTドコモがカバーできない分野で
自由度の高いサービスを提供できている」(加藤社長)。
ただ
2011年末に提供された
「ソニー・コンピュータエンタテイメント
(プレイステーションヴィータ)」への
回線提供では反省点もある。

2011年12月にプリペイド契約で
19万1800という純増数を稼いだが、
6カ月という使用期間が切れた
2012年6月には
9万8700のマイナスとなった。

加藤社長は
「契約者数には、
短期間で一喜一憂してはいけない。
Vitaは最初のケースということもあり
学ぶべきものがあった」と振り返る。

 こうしたなか、
長年にわたり携帯電話の勢いを比べる指標だった
契約純増数が
あまり意味をなさなくなっている。

販売店などの現場では
スマートフォンを購入した客に対し、
フォトフレームや子ども向け端末などを
セットで販売してもらい
契約者数を稼ぐ携帯電話会社があるからだ。

KDDIの田中社長は
「MNP(を使うユーザーの増減)で勝負する」と明言するなど、
契約者数をあまり重視しない考えを示している。

 加藤社長は
契約者数には柔軟な考え方を示した。

「純増数という月々の数値は、
勝っている方が望ましい。
ただし6000万を超える
我々の既存ユーザーに満足してもらうか、
どう進化させるかも考えていきたい」。

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