読書時間:2.5h
一読:あり
再読:なし
R指定:なし
著者:こだまちの
刊行:2017年4月
価格:1500円+税
出版:協同医書出版社
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発達障害女子の体験談
私が思う自閉圏の本質
先の見えない躓きの日々-私の歩み
素のままだった頃
ちぐはぐな五感の世界
「普通」の呪縛のはじまり
大きくなっていく違和感
膨れてゆく不全感
コピーで得た成功体験
コピーはただのコピー
無知ゆえの痛い経験
一体どこがおかしいのか
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自由な環境で路頭に迷う
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文字になれば想像できる
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一人暮らしで一から少しずつ
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母の囲いから外へ
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苦しいのは自家中毒
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こんな私が就職するらしい
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言葉貯金
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「社会人」の期日
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私的劇的機械的進化
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成人の挑戦は痛手が大きい
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結婚して発見した彼
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転属先では息もできず
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大人女子の大人力
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マタニティはちょっとアブナイ
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全力で「母親」をやってみる
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娘の癇癪
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藁を摑んで振り出しに戻る
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転職・転居・暗転
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発達障害の輪にも入れない
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成長と変化,開く距離
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息子の不思議
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決意の幼稚園
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診断書という「免許」
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閃いてしまったある考え
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あの頃のまるで私
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初めて自分で出した答え
おわりに
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結婚して子どもは2人、仕事に就いているが、内面ではすごく苦労している。
医師から診断をもらえない程度の発達障害なので、神経質なだけと思うかもしれない。
コンビニ人間
コンビニ人間を読んだことがあるなら、リアル コンビニ人間と思うかもしれない。
著者は、向きが変わると同じ人と認識できない、犬猫の写真を犬と猫に分類できない、話し声は同じ大きさで聞こえるという。
フレーム問題とは、ノイズが捨てきれずフリーズしてしまうこと。ロボットに対して使う用語。
人は情報に重みをつけていて、AIも同じ原理で動いている。おそらく人間以外も同じ原理である。たぶん
自閉症の僕が跳びはねる理由
貧困と脳 「働かない」のではなく「働けない」
東田直樹さんや、鈴木大介さんの本は、貴重な当事者の体験談として読めたが、この本は何か研究対象を見ている気分になってしまった(失礼![]()
フレーム問題は解決済みだが、研究者から見たら、こだまちの さんをどう評価するのだろう。
娘には遺伝しているようであり、そういう因子があるのかも気になる。
発達障害は精神科医の領域でも、文字にしたことで他の分野に拡がるきっかけになればよいと思う。














