読書時間:3.5h
一読:なし
再読:なし
R指定:JA関係者
著者:山下一仁
刊行:2022年7月
価格:900円+税
出版:幻冬舎新書
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減反も農業保護も不要
食料とは何か?
貿易から見える世界の食料事情
真実をゆがめられた日本の農業
”食料自給率”というまやかし
持続可能な日本の水田農業
食料危機を作る農政トライアングル
食料危機説の不都合な真実
日本が飢える-餓死者6000万人
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減反とは米の価格を維持するために生産量を減らす制度である。
2018年に廃止されたが、骨抜きにされたらしく、米の生産量は増えておらず、価格も下がっていない。
米の消費が減り続けている理由の一つに、小麦の価格が安いことにある。
米が安ければ、消費もここまでは減らなかっただろう。(50kg/人@2022)
減反がなければ、どれだけ米が安くなるかは書かれていない。(収穫量は5割増しになるらしい)
つや姫が10kg-1000円なら、米の消費はここまで減ってはいないだろう。
コメ余りになったら輸出すればよかったのに、どういう経緯か生産量を減らすことにして今に至る。
生産量を減らしておきながら、食料自給率が低いので予算を増やせという。
農業保護(%PSE)の国際比較(2020年)
農業予算はすでに多く増やす必要はない。増やす必要があるのは圃場である。
農地転用規制も骨抜きなので、圃場の集約には役に立たない代わりに、大型ショッピングモールが立っている。
農地を売って儲け、農業でも儲け、農家はウハウハである。
各種農家所得と民間平均年収比較
民間平均年収(100万円)にはバイトも含まれている。稲作(20-30ha)は3倍だが300万円は多いとはいえない。しかし、
平日はサラリーマン、農作業は週末だけの兼業が多いので、300万円は副収入となる。
これ以上、農業予算を増やして何に使うのか。
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8章でまさかの事態を想定している。
ただし、世界で食料は足りているので煽られてはいけない。
シーレーン封鎖というが、港をすべて封鎖し、港の建設も妨害するなど、
ズバリ、できるわけがないッ!
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減反は農家を守るために必要と思っていたのに、まさかでした。
制度を骨抜きにしながら、農業は衰退していくのでしょう。



