読書時間:1.5h
一読:あり
再読:なし
R指定:なし
著者:中野信子
刊行:2018年1月
価格:760円+税
出版:幻冬舎新書
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妬みは人類に必要
シャーデンフロイデ
加速する「不謹慎」
倫理的であるということ
「愛と正義」のために殺し合うヒト
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シャーデンフロイデ(schadenfreude)とは、他人の不幸を喜ぶ感情のことである。
いわゆるメシウマ(他人の不幸で今日も飯がうまい)
認めたくなくても誰もが持っている感情で、幸福遺伝子(セロトニントランスポーター)が少ない日本人は、傾向が強い。
ロザン×中野信子「シャーデンフロイデは、社会を守るために必要な感情なんです」
シャーデンフロイデは社会を守るために必要は「真」としても、それだけじゃない。
米国の実験を例にあげる。
知り合い4人の25組と、知り合い3人と部外者1人の25組、計50組に殺人事件の資料から容疑者を推測する課題を与えたところ、
後者のグループの方が正答率が高かった。ただし、回答の自信度は低かった。この実験の結果は、
部外者がいることで慎重に議論が行われる(議論の結果に自信はないけど)
漠然と多様性があったほうがいいと思っていたので、この話を聞いたときはメカラウロコだった。
異なるものを排除するということは、正しくない方へ向かうことでもある。
正しい結論を出した方が自信なさげなら、フェイクが信じられる潮流は変わらないだろう。
シャーデンフロイデは間違った方向へ向かうために必要も「真」
日本人の98%がセロトニントランスポーターが少なめというので、自分はどうかなと思ったら、項目がありませんでした
追加要望だしました

