読書時間:3h
一読:なし
再読:なし
R指定:なし
著者:渡部昇一/谷沢永一
刊行:2013年8月(2003年10月)
価格:1600円+税
出版:ワック株式会社
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孫子の解釈を都合よく自論に適用する
「孫子」の醍醐味とは
計篇 戦う前になずべきこと、心がけるべきこと
作戦篇 最小の犠牲で最大の効果をあげる策の基本
謀攻篇 戦わずに勝つための手段
形篇 戦いのすがた
勢篇 「形」を「動」に転ずること
虚実篇 「実」で相手の「虚」を衝く
軍争篇 戦闘の心得
九変篇 逆説的発想の戦い方
行軍篇 布陣法および敵情察知法
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地形篇 地形に応じた戦い方
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九地篇 情況に応じた戦い方
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火攻篇 火攻めの原則と方法
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用間篇 情報活動
エピローグ
「宋襄の仁」にはなるな 渡部
古典は試金石 谷沢
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[本文]
兵は詭道なり。故に能にして之に不能を示し、用にして之に不用を示し、近くして之に遠きを示し、遠くして之に近きを示し、利して之を誘い、乱して之を取り、実にして之に備え、
強くして之を避け、怒りて之を撓し、卑くして之を驕らせ、佚にして之を労し、親しみて之を離し、其の無備を攻め、其の不意に出ず。此れ兵家の勝、先に伝うべからざるなり。
[解釈]
戦争とは敵を欺く行為であります。ですから自分には能力があっても、敵には能力がないように見せたり、ある作戦を用いているのに、敵にそれを用いないように見せたり、自分の軍が近くにいても、敵に遠くにいるように見せたり、
その逆に、遠くにいるのに敵に近くにいるように見せたり、利益を見せて敵を誘い出したり、敵を混乱させて敵から奪い取ったり、自分の軍が充実しているのに、充実していないように見せて敵に備えたり、
自分の軍は強いのにわざと敵を避けたり、自分の軍がわざと怒りを示して敵をかき乱したり、自分の軍がわざとへりくだって敵を驕らせたり、自分の軍がわざと安楽な状態にいるように見せて敵を疲労させたり、
敵国にくみする他国と親しくしてその国同士の関係を離間させたり、敵の備えてないところを攻撃したり、敵の予想していないことをしたりするのであります。
これが兵法に明るい人の価値を得る方法ですが、これは臨機応変にすることですから、先の軍備論を説く前に伝授してはいけません。
[コメント]
省略
孫子の本文-解釈-コメントの構成で読みやすいが、
しかし、なにか妙だ、なにかが、、、

鳥起つは、伏なり
1990年「土地関連融資の抑制についての通達」はバブル崩壊を招いたとされる(反対意見もある)
著者らは事前に良くないと言っていたのが当たって、素人の意見を無視しないという論にすりかえているが、
「鳥起つは、伏なり」は、よく観察しろという意味だ。
ここで完全におかしいと気づいた
谷沢永一は、批判、論争で負けたことがないと自称する人物
渡部昇一は、南京大虐殺はなかったと主張する人物
負けた方は孫子を読んでおらず、勝った方は読んでいる。
明治の戦争を讃え、昭和の戦争をダメ出し。
差別用語の「シナ」を数えきれないくらい多用。
以上はコメントの総括
本文と解釈を読むだけなら問題ないが、ひとつ言えるのは、
孫子を読むならコレジャナイ
孫子は人の名前と思ってた![]()
(書いたのは孫武)
