読書時間:3h
一読:あり
再読:なし
R指定:なし
著者:李智慧
刊行:2018年10月
価格:1800円+税
出版:日経BP社
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中国におけるイノベーションの今(2018)
序章 米中貿易戦争とチャイナ・イノベーション
習近平国家主席とデジタル強国路線
なぜ中国でイノベーションが爆発的に生まれているのか?
阿里巴巴集団と騰訊控股-中国巨大プラットフォーマーの誕生
2強を追う先端技術企業
急速に進むデジタル化の負の側面
中国型イノベーションの本質と先端企業の付き合い方-ユニクロ、メルカリの事例
終章 データを制する者は世界を制する
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インターネットビジネスにおいて日本は中国に大きく引き離されている。理由は3つ
・創業創新政策
・海外帰国組の人脈によるベンチャーキャピタルの呼び込み
・オープンプラットフォーム
創業創新政策とは、大手インターネット企業や通信企業が、中小零細企業に、プラットフォームへの接続、データ、計算能力等の資源を開放し、研究開発、経営管理、マーケティング等の支援をする政策。
日本で言えば、NECが弊社(従業員数18名)にリソースをタダで貸してくれるようなもの。
バカなッ
そんな まさかッ!
D・アトキンソン「慢性的な赤字企業は、ただの寄生虫」
デビッドアトキンソンが言う中小企業の問題は、創業創新政策で解消できそう。
中小企業向けにサービスを提供しているfreeeも良いんだけど、会計だけなのでイノベーションとは縁がない。
海外帰国組の人脈によるベンチャーキャピタルの呼び込みは、留学生が減っている日本では期待できないし、帰国子女の人脈に期待してる採用担当がいるだろうか。

※留学生は増えていた。だたし1ヶ月未満の旅行みたいなのが大多数
日本人学生の海外留学者数の推移まとめ 留学期間別の日本人留学生の数の推移より
オープンプラットフォームとは、タダで使えるソフトウェアみたいなもの
愛大厨というシェフ派遣サービスを展開している关注我们では、注文管理, アシスタント機能, 変更管理, 納品管理, 品質管理を備えたシステムを1ヶ月で実現した。
腾讯(テンセント)が開放したプラットフォームを使用し、コストは従来の1/10
日本でいえば、楽天が楽天市場のシステムを貸してくれるようなもの。
ありえないッ!
ここまでは日本と中国の文化の違いだからいいとして(いいのか!?)
技術も中国は日本の上を行っている
AIの世界王者決定戦「ImageNet」で中国チームが上位を独占
この技術はAPIとして公開されている。
Face++
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中国のサイトにアクセスしたあとキャッシュを削除しました。
インターネットビジネスに関して中国に弱点があるとすれば、胡散臭さだろう。
アリババクラウドのシェアが世界に広がらないのは、何となくイヤという感覚ではないだろうか。
華為(ファーウェイ)の締め出しを皮切りに、支付宝(アリペイ)や微信支付(ウィーチャットペイ)の締め出しの可能性もでてきた。
それでも海外企業の眼は、日本より中国に向いている。
アップルは滴滴出行に10億ドル出資、グーグルは京東に5.5億ドル出資、テスラは上海に工場建設、などなど
日本が中国より優位なのは半導体くらいだが、それとて韓国には劣っている。
インターネットビジネス以外も日本は中国に大きく引き離されていた。


