「本当の豊かさ」はブッシュマンが知っている | サンディの今日もワイン

サンディの今日もワイン

サンディがワインと本についてあれこれ言います。

2020年2月3日(節分)サンディは永眠しました。18年間ありがとう。
ひきつづき、ワインと本についてあれこれ言います。

読書時間:7h
一読:あり
再読:なし(長い、、、)
R指定:なし
著者:ジェイムス・スーズマン/訳:佐々木和子
原題:AFFLUENCE without ABUNDANCE what we can learn from the world's most successful civilisation
刊行:2019年10月
価格:2600円+税
出版:NHK出版
本本本本本本本本本本本

 

ブッシュマンの歴史と今
 

 

著者前書き
「ブッシュマン」呼称とクリック(流入音)について
 

1古い時代
1勤勉の報酬
2母なる山
3浜辺の小競りあい
4入植者
5いまを生きる
6ツムクウェの道路
2過酷で豊かなカラハリの暮らし
7洞のある木
8強い食べ物
9ゾウ狩り
10ピナクル・ポイント
11神からの贈り物
12狩猟と獲物への感情移入
13狩りの成功を侮辱する
3新しい時代
14ライオンが危険な存在になうとき
15恐れと農業
16ウシの国
17狂った神々
18約束の地

 

 

ブッシュマンは1日2時間の労働で食べていけた。ただし、
肉は狩りがうまくいったときだけで、あとは木の実、果実、塊茎など、季節によって採れるものを食べていた。
残りの時間は何をしていたのだろうか?

コミュニケーションに時間を費やしていたようだ。
 

物質的平等が前提で、一部が他の者より裕福なことはありえない。
自己利益が影の部分や嫉妬によって規制され、嫉妬によって公平な分け前を全員が受け取れる。嫉妬はブッシュマン社会の「見えざる手」なのだ。
そして、他人が傷つけられたと感じることのないように気を配り、礼儀正しく仲間に接し、ときに陽気にからかうことを大切にしている。
狩りに成功した者でさえ、陽気に侮辱されるのがルールなのだ。
 

ピダハンと同じだ...
1日2時間の労働で食べていけるとしても、この社会には馴染めない。
 

ブッシュマンは文字を持たないので、いつから狩猟採取で生活してきたのか分からない。
1980年代には完全に狩猟採取で生活する者はなく、現在は政府の保護の元、居留地で生活している。
 

映画ブッシュマンの当時すでに、元祖ブッシュマンはいなかったということか。
少なくとも1万年前からいたことは分かっていて、完全に狩猟採取生活でなくなったのはこの100年ぐらいと思う(σ(゚∀゚ )オレ予想)

 

 

 

近年までアフリカ内陸部には文明が及ばなかったが、資源が採れたり、土地を求めてくる人により、ブッシュマンの生活に影響がでてきた。
農園で働かされる者もいたが、さすが狩猟採取民族!逃げ出すブッシュマンも多かった。


給仕されなくても、どこで何が食べられるか知っており、
雨風しのげなくても、野営できる。
1日2時間の労働で食べていけるのに、朝から晩まで農作業に従事するわけがない。
ブッシュマンの生きる力を見せつけられた、と思った。

 

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affluenceは物質的な豊かさ、abundanceはリソースの豊かさ。
原題は「リソースのない豊かさ」になり、ブッシュマンと真逆じゃない!?
 

...私たち文明人のことか!