読書時間:7h
一読:あり
再読:なし(長い、、、)
R指定:なし
著者:ジェイムス・スーズマン/訳:佐々木和子
原題:AFFLUENCE without ABUNDANCE what we can learn from the world's most successful civilisation
刊行:2019年10月
価格:2600円+税
出版:NHK出版
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
ブッシュマンの歴史と今
著者前書き
「ブッシュマン」呼称とクリック(流入音)について
古い時代
勤勉の報酬
母なる山
浜辺の小競りあい
入植者
いまを生きる
ツムクウェの道路
過酷で豊かなカラハリの暮らし
洞のある木
強い食べ物
ゾウ狩り
![]()
ピナクル・ポイント
![]()
神からの贈り物
![]()
狩猟と獲物への感情移入
![]()
狩りの成功を侮辱する
新しい時代
![]()
ライオンが危険な存在になうとき
![]()
恐れと農業
![]()
ウシの国
![]()
狂った神々
![]()
約束の地
ブッシュマンは1日2時間の労働で食べていけた。ただし、
肉は狩りがうまくいったときだけで、あとは木の実、果実、塊茎など、季節によって採れるものを食べていた。
残りの時間は何をしていたのだろうか?
コミュニケーションに時間を費やしていたようだ。
物質的平等が前提で、一部が他の者より裕福なことはありえない。
自己利益が影の部分や嫉妬によって規制され、嫉妬によって公平な分け前を全員が受け取れる。嫉妬はブッシュマン社会の「見えざる手」なのだ。
そして、他人が傷つけられたと感じることのないように気を配り、礼儀正しく仲間に接し、ときに陽気にからかうことを大切にしている。
狩りに成功した者でさえ、陽気に侮辱されるのがルールなのだ。
ピダハンと同じだ...
1日2時間の労働で食べていけるとしても、この社会には馴染めない。
ブッシュマンは文字を持たないので、いつから狩猟採取で生活してきたのか分からない。
1980年代には完全に狩猟採取で生活する者はなく、現在は政府の保護の元、居留地で生活している。
映画ブッシュマンの当時すでに、元祖ブッシュマンはいなかったということか。
少なくとも1万年前からいたことは分かっていて、完全に狩猟採取生活でなくなったのはこの100年ぐらいと思う(σ(゚∀゚ )オレ予想)
近年までアフリカ内陸部には文明が及ばなかったが、資源が採れたり、土地を求めてくる人により、ブッシュマンの生活に影響がでてきた。
農園で働かされる者もいたが、さすが狩猟採取民族!逃げ出すブッシュマンも多かった。
給仕されなくても、どこで何が食べられるか知っており、
雨風しのげなくても、野営できる。
1日2時間の労働で食べていけるのに、朝から晩まで農作業に従事するわけがない。
ブッシュマンの生きる力を見せつけられた、と思った。
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
affluenceは物質的な豊かさ、abundanceはリソースの豊かさ。
原題は「リソースのない豊かさ」になり、ブッシュマンと真逆じゃない!?
...私たち文明人のことか!




