読書時間:2.0h
一読:あり
再読:なし
R指定:なし
著者:石井光太
刊行:2011年10月
価格:1500円+税
出版:新潮社
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プロローグ 津波の果てに
廃校を安置所に
遺体操作を命じられて
歯形という生きた証
土葬か、火葬か
エピローグ 二か月後に
取材を終えて
死者888名、行方不明者152名
ニュースや数字では伝わらない現場の様子が本書にはある。
私たちにできることは、この「体験」を生かすことだと思う。
本を読んだだけで「体験」とはおこがましいが、
それくらいの『スゴ味』があるッ!
遺族
・遺体安置所は何か所かあるので、見回る必要がある
・遺体は日々増えるので、何度も来る必要がある
・遺体の状態が悪いので、一見では分からないこともある
遺体
・近隣の火葬場は受け入れを表明する
・土葬も検討する(釜石では1ヶ月後)
・身元不明の遺体の対処を決めておく(釜石では仙寿院に納骨)
・安置所でお経をあげると救われる
検視(歯科所見)
・身元確認マニュアル(3.11後に作成) @災害歯科医療対策について
・マニュアル以外では、カルテが流されて照合できない件の対策がない
本書に登場した人
歯科医:5名
消防団員:5名
陸自:1名
海上保安部:1名
市長:1名
民生委員:1名
葬儀屋:1名
住職:1名
遺体の取扱いは、震災の一つの側面にすぎないかもしれない。
捜索や救助以外に、これだけの人が必要という事実は重い。

