弱いつながり | サンディの今日もワイン

サンディの今日もワイン

サンディがワインと本についてあれこれ言います。

2020年2月3日(節分)サンディは永眠しました。18年間ありがとう。
ひきつづき、ワインと本についてあれこれ言います。

 マルチーズだよー眠くなる

読書時間:1h
一読:あり。たぶん
再読:なし
R指定:なし
著者:東浩紀
刊行:2014年7月
価格:1300円+税
出版:幻冬舎
本本本本本本本本本本本

章立て
0はじめに 強いネットと弱いリアル
1旅に出る 台湾/インド
2観光客になる 福島
3モノに触れる アウシュヴィッツ
4欲望を作る チェルノブイリ
5憐れみを感じる 韓国
6コピーを怖れない バンコク
7老いに抵抗する 東京
8ボーナストラック 観光客の五つの心得
9終わりに 旅とイメージ

はじめにの0章は、朱に交われば赤くなる。
1章以降は、百聞は一見に如かず。
 で、置き換えられる。164ページが僅か18文字にsippai;*

じゃ読まなくてもいいかというと、そうでもない。サラサラ読めてしまうので一読の価値はある。たぶん

「無責任な観光客」というキーワードは良かった。
福島を応援するため、と聞いたら怒る人がいてもおかしくないキーワードだが、ならば聞こう。

 「ちゃんとコミットしろ」

と聞かれて、はいと答えられる人がどれだけ居るだろうか。
いいえでも、ちょと関わるくらいならokという人なら多く居るだろう。
「無責任」という言葉の使いかたも巧い。ネガティブな言葉と福島が組み合わさることで、忘れられないキーワードになっている。(なんか悔しいけど死ぬまで覚えていそうな気がする)

「ネットばかり見てないで、出かけよう」というメッセージは分かったが、性分なので気になってしまう。それは、
障碍者の人が読んだらどう思うのだろうということ。
日本で生活していると息苦しいと言われても、俺たちはそんな簡単に海外行けないよ、と思うのではないだろうか。

グーグルの裏をかくのではなく、『世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスできて使えるようにする』というグーグルの理念に参加したほうがいいと思う。
障碍者でも海外に行った気分になれるように。
例えばストリートビューになう機能が付けば、異国の地を歩いている気分になれるだろう。


最後にひとつだけ
『しかし、年金は近い将来破綻するし、産業は崩壊しているし、震災も起き、政治はまったく機能していない。それでも本当にいい国なのか。ましてや「最高」か。』
そんなにボロカス言うほど日本はわるい国ではないと思います。あえてかなぁ