少年計数機-池袋ウエストゲートパーク2 | サンディの今日もワイン

サンディの今日もワイン

サンディがワインと本についてあれこれ言います。

2020年2月3日(節分)サンディは永眠しました。18年間ありがとう。
ひきつづき、ワインと本についてあれこれ言います。

 マルチーズだよー

読書時間:1.5h
一読:なし
再読:なし
R指定:怖いのが嫌いな人
著者:石田衣良
刊行:2002年5月
価格:581円+税
出版:文藝春秋
本本本本本本本本本本

 

1妖精の庭
2少年計数機
3銀十字
4水のなかの目

 

暴行の容赦なさが怖い。特に4
繋がりはないので短編はどれから読んでもいいが、それが物足りなさにもなっている。
解説の人は池袋が舞台で喜んでいたけど、ヨソ者から見たら怖いだけ。新宿から北は怖い街という感覚が、二割三割五割増し

 

なんとなく借りた石田衣良は、初冊でお腹いっぱい。IGWP1を読むことはないだろう。4で想像もつく。
美丘を見てたから、こういう小説を書く人だと思わなかった。

本書の話ではないけれど、わざわざ嫌な気分になるイヤミスが流行る感覚が理解不能。可処分時間をこんなことに使える日本は平和と思ふマルチーズだよー