読書時間:3h
一読:判定不能
再読:なし
R指定:なし
著者:アレイダ・マルチ/訳:後藤政子
原題:evocacion
刊行:2008年5月
価格:1900円+税
出版:朝日新聞出版
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アレイダ。マルチのチェ・ゲバラ追想録
ゲバラについて知ってるのは、ゲリラ屋で知識人ということくらいなので、『写真家 チェ・ゲバラ が見た世界』を観たら、彼が感じた世界観が解かるような気がして訪れてみた。
予想通り入場2時間待ち!なので、待っている間に読むつもりで借りたのが本書。
キューバ革命を率いたが、そもそもアルゼンチン出身だった。このとき別居している妻と娘がいた。
アレイダと結婚したあとは、コンゴ、ボリビアへと赴くが、このとき2人の娘と2人の息子がいた。
家庭への恐るべき渇望がありながら、なぜ?
裕福な家庭に生まれて学もあるのに、ゲリラへ身を投じる理由が解からなかった。
写真展には遺跡の写真が数多くあり、人生は儚いという価値観を持っていたようだが、それが全く関係のない国へ戦いに行くという動機になるのだろうか。
喘息持ちなのもゲリラには向いてない。潜んでいるときに発作が起きたらと考えないゲバラではないだろう。
キューバ革命後の活動をみていると、政治家でよかったんじゃないか?
反乱軍の教育、工場を建てる、貿易交渉に海外へ行く(このとき日本も来訪)、等々、体制を壊すだけでなく、その後のことも考えていたことが良く分かる。
女性が活躍できるようにもしていたようで、アレイダは毎年のように生まれてくる子供の世話をしながら、革命後の事業に携わり、キューバ女性連合(FMC)の活動もしていたという。
たまたまyes! 明日への便りで、ゲバラが取り上げられていたのを聴いた。
かなりリベラルな家柄だったようで、破天荒なエピソードがいくつもあった。
政治家という体制側に就くのは性に合わないと思っていたような気がした。
