読書時間:2h
一読:あり
再読:不要(1度読めば解る)
R指定:なし
著者:青木理
刊行:2016年7月
価格:800円+税
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「日本会議」入門書
「日本会議」は極右団体である。
資金面は宗教界のバックアップがあり、議員の半数以上が加入しているので権力もあるが、身近には影響が無さそうに思えた。ただし、今だけだ
日本会議の理想の世界は、
・天皇制の護持
・憲法改正(戦後体制の打破)
・愛国教育
・伝統的家族観の固守
・自虐史観の否定
身近に影響がありそうな場面を想像できるだろうか。
道徳が教科になったのは日本会議の後押しだろう(本書には書いてない)が、科目が一つ増えて気になるのは、帰る時間が遅くなるとか、土曜日が休みにならないのは嫌だとか、そんなことだ。
多くの人は関係ないし、そもそも、こんな理想が実現するはずがない。
日本会議を毛嫌いし、散々取材拒否されても公平に事実を伝えた著者は素晴らしいが、考えすぎというか大袈裟な感じがした。彼の意見を引用する。
『かつてこの国を破滅に導いた復古体制のようなものを再来させかねないという危険性と同時に、政教分離といった近代民主主義社会の大原則を根本から侵す危険性まで孕んだ政治運動だと言える』
半数以上といっても付き合いで加入している議員も多く、復古体制が再来するはずがない。再来したとて、インターネットがこれだけ広まっている日本で言論封じ込めなど出来るわけがない。
報道の自由度は民主党政権終焉から下がり続けているが、それで何か困ったことあるだろうか。隠されて気づいてないという見方もあるが、体感は何も変わってない。そう、
日本会議は「普通の人」には影響がない。
ここでいう「普通の人」とは、家族・親戚の仲が良く、要介護者もいなく、結婚したら姓を変えるつもりの女性など。ここから外れた途端、日本会議は脅威となる。
安倍っちは家族互助を憲法に入れたがっているが、入れ知恵(洗脳ともいう)したのは日本会議である。
家族互助が憲法に入ると、助け合うことが正となる。疎遠でも、絶縁でも、DVを受けていても。。。
読む前から、どうでもいいことに暑い団体という感じがしていたが、予想通りだった。![]()
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メモ
日本会議の人数が増えていることは書いてあったが、若い主要メンバーがどれだけ増えているか書いてほしかった。(取材拒否ばかりだから無理ぽいけど)
爺だけなら放っておけば滅びるが、意思を受け継ぐ者がいれば継続してしまう
日本会議は草の根活動が得意らしく、神社で署名活動を行ってたりするらしい。
椛島有三、谷口雅春。この名前にピンときたら110番署名しない。
選択式夫婦別姓に反対するのは、伝統的家族観が壊れる、不倫を増長するという理由だそうな。この行間は理解できない。
夫婦同姓は合憲でも国民で議論して下さいという状態にあるが、日本会議が存続する限り議論に入れない。
教科書採択問題は各地であるが、騒いでるのは大人だけと気づいた。
学生が騒いだのを聞いたことがない。と思ったら1つみつけた 教科書問題に反対する高校生
