
読書時間:1.5h(再読)
一読:あり
再読:あり
R指定:なし
著者:湯浅誠
刊行:2015年2月
価格:660円+税







文庫版で再読
いつまでも読んでいたいような心地よい肌触り。
たとえ話が適切、批判的なトーンが無い、、、それもあるけど何か違う。
追記があるとはいえ一度読んでいるので、早々に読み終えて物足りない感を紛らわしていたら、何となく見えてきた。
そして分かった。本で得た知識と、社会活動して得た思考の差が。
何でも解決する魔法の杖など無いと分かっていても、求めてしまうのが人の常。
対談を読めばよく分かる。
香山リカとの対談@幻冬舎 1 2 3
ちょと引用
『別に人間を信頼してないわけじゃないけど、「調整して」とか、「うまく説得して」とか、「メタな視点を持って」といったことに、もうあまり可能性を感じられない。だからすべての多様性を認めるんじゃなくて、逆にいったん多様性をチャラにするしかないんじゃないかと思ってしまうんです。』
私なら何と返したらいいか困ってしまうが、湯浅誠は希望がある発言をする。
やまもといちろうとの対談@東洋経済 1 2
ちょと引用
『僕は湯浅さんみたいな人が20万人いたら、いろんなことが解決すると思いますよ。』
解決するかしないかの二項対立思考に対し、湯浅誠は良いところを拾いだし、ちょっとずつ変えたいと考える。
『週1回ぐらい人の役に立つことをしたいと思っても不思議じゃないですよ。』
まさにそう思うが、何から手を付けていいのか分からないのが、社会活動家と本を読んだだけの凡人の差