生殖医療専門医の著者が男性不妊についてまとめた本
半分が男性要因というのは考えてみれば当然のことで、"明るい家族無計画"で何も考えてなかった10年前の自分に突きつけたい。
子供は普通にできると思っていたし検査を受けるのは何となく嫌だし、まさに本書に書かれているダメな男性のとおりだった。
本書は不妊治療の現状と最前線を載せている。不妊治療をすれば妊娠する確率は高いが1回あたりの治療では低い。人工授精では10%の確率だという。子供は普通にできると思っていたし検査を受けるのは何となく嫌だし、まさに本書に書かれているダメな男性のとおりだった。
やはり読んでよかった。知らなければ極端に一喜一憂してただろう。
本当にこんなに低いのか調べてみたが、だいたい4回以内で成功というデータもあり、定かではない。
本書の内容はどれくらい確からしいだろうか。
著者は沢山の症例を診ているようだが、それはいくらでも書ける。この人は信頼できると思ったのはこれだ。
「精索静脈瘤の治療は男性不妊の治療として有効とはいえない」と2003年に結論付けられた。
しかし著者の感覚では違うという。
感覚だけではなく、精索静脈瘤の治療ではない症例も含まれていると予想している。
生殖医療は成り手が少なく技術が継承されていないので、著者のような感覚を持つ者が受け継がれないのは非常に残念だ。
初産年齢が上がっている現状では必要とされる機会が増えると予想されるが、お決まりの治療では、負担は増えるばかりだ。
不妊治療を受けるなら著者のところで受けたいと思うが、わざわざ来なくてもと書いているw
幸いなことにJISART加盟であれば問題ないようなので受けるときは参考にしたい。







3章は専門的なことばかりで覚えていられないので

非閉塞性無精子症はアウト
microTESEをすれば精子は取れる
AZFのa,b領域が欠失しているとmicroTESEはしない
| 自然妊娠に必要な精子の主要緒元 | |
| 精液量 | 1.5ml 以上 |
| 濃度 | 1500万/ml 以上 推奨4000万 |
| 精子運動率 | 40% 以上 推奨50% |
| 正常形態精子 | 4% 以上 |
| 総精子数 | 3900万 以上 |
| 白血球 | 100万個/ml 以下 |
あまり語られることがない分野だけに、知らないことだらけだった。
この知識を活かせるときがくるか



