読書時間:3h
一読:あり
再読:なし
R指定:なし
著者:久繁哲之介








元IBMの著者が地域再生の実情を明らかにし、再生の提案をする。
再生のポイントは「向き合う」だろう。
葉っぱ事業が成功したのは、葉っぱなんか売れるわけ無い、仕事になるわけがないと思い込んでいた町民に、横石さんという一人の人が向き合った結果だ。
成功事例を模倣しただけでは、うまくいくはずがない。
これらは地域再生に失敗した都市として登場する。とくに岐阜、富山にはダメ出しがハンパない(恨みはなさそう)。
これらの都市の施策は模倣ではないのもあるが、共通しているのは向き合ってないということだ。
特に岐阜市の路面電車廃止には苦言を呈している。他の足があれば廃止しても良いと思うが、実際には無い。つけ加えると著者は路面電車が好きなようであるw
もう一つ著者がダメ出しをするのが「土建工学者」だ。
聴き慣れない言葉なのでgoogle先生に聞いてみると、ヒットするのは本書ばかり。「土建工学者と呼ぶ」と書いてるので発端は本書だが、広まってない。「都市工学者」の方が一般的のようだ。
「住みよい街ベスト50」には岐阜市が含まれており、土建工学者とは自画自賛する人たちのようである。それでもいまひとつ土建工学者のイメージが判らない。街をどうするか話をするとき、よそ者は引っ込めと言われそうな気がするが、土建工学者は上手く入り込めるタイプなのだろうか!?
実態はよく分からないが、地方創生でお金を配ろうとしている今、成功事例に倣うと主張するか、ハコ物を作ろうと主張する、そいつが土建工学者だ。
くり返しになるが、再生したいならガッツリ向き合うしかないだろう。
地元の商店街が荒んで自分にも何かできないかと思ったが、できないx4。言い訳すると再生しないといけないほど地方でもない









どの街にでも当てはまるわけではないと著者も判っているだろうが、最後の提案は具体的すぎる。
一見よさそうな感じがする。。。!
もしかして土建工学者とは著者のようなタイプ

元IBMで民間都市開発推進機構都市研究センターで働くという肩書きを持つ人が現れたら納得してしまいそうだ。
本書を読んで朧げながら見えてきたキーワード
「人が集まりやすい場所をつくる」
再生を始めるならここからスタートするとよさそうだが、タイミングよく(悪く!?)宇野常寛の地方再生の「再生」て何だという話を聴いて、また悩んでしまった。
