読書時間:5h
一読:あり
再読:あり(手元に置いておきたい。\2000+税)
R指定:マーケティングに関わる人は必読
著者:ディミトリ・マークス







ビールとオムツは作り話でしたorz
原題:SEXY LITTLE NUMBERS







オグルヴィのマネージングディレクターが、マーケティングのテクニックを余すところ無く披露している。
気になったページは折っておくようにしているが、多すぎて書けないくらいになってしまったので、技術的なこと以外について。
ビッグデータは技術が先行して、何をするのかという目的が置き去りになっていることが多い。
目的を明確にすれば、あなたの会社に今あるデータも有効に使えますよ。というのが著者の主張だ。(主張でもあるが実際に使っている)
ビッグデータを否定しているわけではない。「広告費を変えずに売り上げを10%上げろ」という無茶ぶりが多いので、今あるリソースから使おうということにならざる負えない。
数字を見せて説明するとポカんとされるか胡散臭く思われたりするそうだが、それは多くの仮定に依存しているように見えるからだという。
データ分析には仮定が含まれるが、既存の手法にも仮定が含まれることは忘れてはいけない。
いずれにせよ仮定に依存するのであれば、効果のありそうな方へ投資したほうがよい。
マーケティングの難しさは効果測定にある。本書には測定方法も書かれているが、目新しい手法は無い。
ただ、サイトデザインの例では、効果のあるデザイン(ありそうではない)を僅かな期間で導き出していた。
効果がすぐ分かるということは、すぐに対策できることになり、貴重な広告費をムダにしなくてすむ。
著者はアジャイルマーケティングと名づけているこの手法は、これから主流になっていくだろう。
サイトデザインの例で重要なのは、デザインがユーザーによって決まることだ。
あなたが気に入ったデザインでも部長が気に入ったデザインでもない。もっとも多くのユーザーがお買い上げしたデザインが採用されるのだ。
しょーもない理由でデザインが決まらないなら、この手法を試みることをオススメするッ。
最後に本書で一番重要な第8章から
「なぜテレビはタダで見れるのか?」
答えは企業がCMを出しているからだが、できることなら、不特定多数より、買いそうな人に出したいのが本音だろう。
(インターネットの)クッキーやポイントカードであなたの行動履歴を知りたいのは、効果的に宣伝したいからなのだ。
個人情報が漏れるとかプライバシーの侵害とか問題にする人が多いが、企業が知りたいのは、あなたの属性なのだ。
属性といっても個人が特定できるレベルなので、取り決めは必要だ。著者も必要になるだろうと予想している。
その著者はクッキーを受け入れ、追跡されることをを許可している。
私もだ(クレジット番号は入れないけど)
ビールとオムツは作り話でしたorz