
読書時間:2.5h
一読:なし
再読:なし
R指定:なし







またやってしまった。それも2つも
1つめは本書が1994刊行であること
科学の世界で20年前というのはとてつもなく古いが、内容的に古すぎないのは、物理学のあゆみが滞っているからだろう。
粒子1個発見するのに、巨大な建造物が必要になってきている現状では仕方ないことだと思う。
物理は検証ができないところまで辿り着き、最後は理論だけになると著者は主張する。
それがタイトルでもある「果て」というわけだが、検証できないけど正しいというのは分かる人にしか分からないだろう。
サイエンス・インポッシブルでは、超ひも理論が予測する粒子があり、それは検証可能と書かれていた。
どんな理論でも、結果として検証できることはあるはずだ。
行き着くところは理論だけというのは、著者の感じた限界から生ずる感覚だろう。








2つめは物理法則が完全に飛んでいたこと
「どの系も物理法則は一定」という前提で、相対性理論は導き出されてたことをすっかり忘れていた。
重力の再発見で、距離によって重力が弱くなるという理論を読んだときは、「アリ」かなと思ったが、やっぱり「ナシ」
遠くの星が想定と違う動きをするからといって、物理法則を変えちゃダメだろ!
ニュートン力学が相対論の近似であったように、相対論も何かの近似だと思っているが、それでも物理法則を変えるのは反則だ。
宇宙はフラットじゃないというのが個人的な考えだが、平坦らしい
本当にそうかな?
惑星の軌道は正円と考えていた昔の人と変わらない気がしているが、どうだろうか!?
本書の前半は お約束の歴史物なので、読むなら7章から。