読書時間:5.0h
一読:あり
再読:根気があれば
R指定:なし









どれも一見正しそうで反論の余地が無い。
なんとなく官僚ぽいと感じ、著者略歴をみたら元財務省ヤレヤレ
文章のスタイルは官僚的だが、展開される理論は中立であり、およそ官僚らしくない。
財政赤字は、それ自体が問題になっていれば問題ない。という意見を聞いて、元財務省の発言と思う人はいないだろう。
読了後の感想は「面白くないけど気づきになる」というところ。

日本は2%成長を続けていた!経済成長ってなんで必要なんだろうで、2%の経済成長が必要いう主張があったが、2%成長は継続していた。ただし、労働生産性だけど

生産性向上>GDP成長であれば、人が余るのは必然。
生産性は新しい技術、サービス、インフラが生まれることで向上する。
やはり日本が向かうべきは、技術大国日本しかない!
毎年増え続ける医療費は頭打ちになる毎年1兆円ずつ増える社会保障費は、医療費が原因だと思っていたが、それも限界があった。
ちょっと考えたらすぐ分かるが、寿命の伸びは限界がある。高齢者が増えても、どこかの時点でお亡くなりと新規参入の数が平衡になるはずだ。
もう一つの原因である年金は、他国と比較して高いらしいが、これは、まる飲みしてはいけない。
平均は怖い

数字の裏に悲劇を隠してしまう
僅かなかな年金で生活しているという話はよく聞く。減らす場合は、給付の仕方を慎重に検討すべきだろう。
日銀は0%物価を目標としていたマネーを供給すればインフレになるという説は多く、他国の実績をみると確かにその通りだと思う。日銀が金融緩和を地味にしか実施しないのは、何でだろうと考えたことがある。いろいろ読んでいるうちにぼんやりと感じたのは、国債をさばくためではないかということだ。安倍政権になって、金融緩和が拡大しそうだが、規制緩和のほうが持続的効果があると思うのは私だけだろうか。
人口移動の停滞が、成長屈折をもたらした。グラフをみると確かにGDPと人口移動数は連動している。
しかし、日本で移動は制限されていない。人口移動の停滞が原因にはなりえない。
もし人口が移動すれば成長するというのなら、移動を推奨する政策も面白いかもしれない。
出身地から500km以上離れた土地に家を買う場合は、政府が半額補助したらどうだろう。
民族大移動だな

それと地方出身者と結婚する都市部の人間が増える

ちなみにタイトルにもなっている「日本はなぜ貧しい人が多いのか」は、再配分が不十分という回答だった。あたりまえすぎる回答の問いをタイトルに決めた編集者はセンスがない。
ブランド「メディア」の作り方を読んで出直すべし。
最後に著者について
著者はハイソサエティのようだ。(うっかり!?)書いたのかもしれないが、空気が読めないところがありそうに思える。仮に自分がハイソなら、文章に載せたりはしない。
それと数字を相手にしているせいか人間を見てないように見える。女性が子育てで失う賃金は、子供一人あたり1億以上と書いているが、これは完全におかしい。ちょっと考えれば分かるはずだ。
人間を見るようにすれば面白い本を書けるのではないかと思う。
思い出せないほど前に借りたので、ネットで確認したら11/11だったまぁ次の借り手が居ないので、問題ないけど
本は仕事と私事を切り替える大事なアイテムだが、忙しくて読書ペースが落ちているのに伴い、仕事の調子も悪い気がする。たくさん読めばいいわけではないが、もう少し読もう。