光速より速い光〜アインシュタインに挑む若き科学者の物語 | サンディの今日もワイン

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サンディがワインと本についてあれこれ言います。

2020年2月3日(節分)サンディは永眠しました。18年間ありがとう。
ひきつづき、ワインと本についてあれこれ言います。


ちょっと前ニュートリノが光速を超えたという話題で盛り上がった。
本書は2003年出版なので今回の事象とは関係ないが、この件ついて考える。

光速が変化することにより何がどうなるか知りたかったの
で手に取ったが、研究の現場を赤裸々に描写したヒューマンドラマともいうべき内容が大半を占めており、肝心の内容が少ないのは残念だった。
一応トンデモではない事を断っておく。

光速変動理論(VSL)は宇宙の始まりから物理法則にまで至るので、何がどうなる?というところの

エネルギーは保存されない
⇒宇宙の始まりはインフレーション理論が主流だが、引力と斥力の比が1.(0が延々と続く)1以下でなければならないというのは、とても信じられず、マルチバースも詭弁な気がしている。
この考え方だとインフレーション理論がなくても宇宙は平坦になるらしいので納得がいく。もちろん瞬間ではエネルギー保存される
ローレンツ不変VSL理論では、ブラックホールの事象の地平線で光速が0になる。
⇒ローレンツ不変は重力場を考慮してない気が。。光速度まで歪んだ空間を光速で進むから見かけ0ということではないのか!?
ブラックホールでは、歳をとるのが速くなる。
⇒電磁相互作用が速くなるためらしい。生理的なことは変わらない気がするので、相対論的に時間が延びれば相殺かも。双子のパラドックスも無いらしい。

以上、トンデモとも思える内容だが、著者はニュートン力学も相対論も否定しているわけではなく、その延長上に理論を構築している。
その上で、みんなで考えようというスタイルをとっている

光速を超えたことを発表したのも、みんなで検証しようという呼びかけだと思う。
相対論破綻とかタイムマシンとか騒いで面白いのは一時だけだ