こんにちは
シニアTです


今ホットなPCR、みなさんも、名前だけはご存知ですよね

僕は一時期、これに関係した仕事も、してたんです
自分で作れそうなくらいです
もちろん動かせませんけど
試薬がないし、今どき試料の取り扱いは、命がけですから

自分で作れそうなくらいです


試薬がないし、今どき試料の取り扱いは、命がけですから

昔、仮想通貨を30行で説明しましたが、今回は30文のPCRです

1.導入
PCRでは、あるサイクルを繰り返して、遺伝子の特定の部分を増幅します。
また、増幅された遺伝子だけが蛍光を発するように、試薬が特別に作られています。
1サイクルで、上記特定の遺伝子の数は、2倍になります。
結果、その特定の部分が試料に含まれているときに限って、上記蛍光が指数的に上昇します。
蛍光の大きさの変化を観察して、その特定の遺伝子の有無を、判定します。
上記特定の部分を、新型コロナ固有の部分に設定すれば、新型コロナの判定ができます。
PCRでは、あるサイクルを繰り返して、遺伝子の特定の部分を増幅します。
また、増幅された遺伝子だけが蛍光を発するように、試薬が特別に作られています。
1サイクルで、上記特定の遺伝子の数は、2倍になります。
結果、その特定の部分が試料に含まれているときに限って、上記蛍光が指数的に上昇します。
蛍光の大きさの変化を観察して、その特定の遺伝子の有無を、判定します。
上記特定の部分を、新型コロナ固有の部分に設定すれば、新型コロナの判定ができます。
2.上記サイクルについて
上記の、あるサイクルとは概ね60℃から100℃未満の温度サイクルで、理論的には3ステップに分かれます。
①過熱して、遺伝子を2本鎖から1本鎖に分解する。
②冷却して、遺伝子に特別なマーカを結合させる。(注:マーカという言い方は方便です)
③やや過熱して、上記マーカを起点に遺伝子の相方を結合させていき、2本鎖を作っていく。
これを繰り返します
上記の、あるサイクルとは概ね60℃から100℃未満の温度サイクルで、理論的には3ステップに分かれます。
①過熱して、遺伝子を2本鎖から1本鎖に分解する。
②冷却して、遺伝子に特別なマーカを結合させる。(注:マーカという言い方は方便です)
③やや過熱して、上記マーカを起点に遺伝子の相方を結合させていき、2本鎖を作っていく。
これを繰り返します

3.補足
上記2.①は高温で起きる現象です。
上記2.②のマーカとは、専用に作られた遺伝子の断片で、プライマーと呼ばれます。
プライマーは、狙いとする遺伝子の特定の部分の両端用に、それぞれ用意します。
上記2.③は、DNAポリメラーゼという酵素の働きで、上記プライマーを起点に1本鎖の遺伝子が2本鎖になっていきます。
このプロセスが働くように、十分な量の各ヌクレオチド(遺伝子の部品)を投入しておきます。
PCRという呼び名のPは、このポリメラーゼです。
ちなみに、CとRは、チェーンリアクション(連鎖反応)です。
上記2.①は高温で起きる現象です。
上記2.②のマーカとは、専用に作られた遺伝子の断片で、プライマーと呼ばれます。
プライマーは、狙いとする遺伝子の特定の部分の両端用に、それぞれ用意します。
上記2.③は、DNAポリメラーゼという酵素の働きで、上記プライマーを起点に1本鎖の遺伝子が2本鎖になっていきます。
このプロセスが働くように、十分な量の各ヌクレオチド(遺伝子の部品)を投入しておきます。
PCRという呼び名のPは、このポリメラーゼです。
ちなみに、CとRは、チェーンリアクション(連鎖反応)です。
4.豆知識
当然ながら、簡単にはうまくいかず、例えば、②の段階で2本鎖に戻ってしまうなど、様々なエラーがおきます
また、強い蛍光を得ようとして強い光をあてると、蛍光剤が壊れてします
さらに、30-40サイクル回すと、増幅された遺伝子が無視できないレベルで空中を舞うと聞きました。
当然ながら、簡単にはうまくいかず、例えば、②の段階で2本鎖に戻ってしまうなど、様々なエラーがおきます

また、強い蛍光を得ようとして強い光をあてると、蛍光剤が壊れてします

さらに、30-40サイクル回すと、増幅された遺伝子が無視できないレベルで空中を舞うと聞きました。
5.大切なこと
PCRを動かす前の作業があります
細胞を壊して、内部の遺伝子を絡めとって、余計なものを洗い流し...といった一連の作業です。
テレビを見ると今でも手作業が主流なようですね、本当に頭が下がります
PCRを動かす前の作業があります

細胞を壊して、内部の遺伝子を絡めとって、余計なものを洗い流し...といった一連の作業です。
テレビを見ると今でも手作業が主流なようですね、本当に頭が下がります

以上、見出し込30文と思います

写真は、やっと始まったお弁当
今朝の分

