小さなお客さま | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで33年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

 

 

朝起きてバルコニーの掃除に出ると、何これ?バッタ?と思ったらカマキリだった。(部屋からは長い背中しか見えなかった)

 

ミラノに戻り、アパートの敷地内でスプリンクラーの水が当たるところに置いておいたプランタを家のバルコニーに戻す際、これってカマキリの卵?と言うのがあったけれど、すっかり忘れていた。きっと大量のカマキリが発生しているのよね?怖っ

 

こんなのがいた!といってFBにカマキリ画像を載せると、「家にもいます!」と何名かの方からコメントやら画像を頂いた。(胸部と腹部の長さのバランスの違いも色々あるのね)

 

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それにしても、カマキリの孵化ってこの時期だったかしら?子供の頃、夏休み(多分早朝のラジオ体操の後あたり)に近所を探索し、泡の塊のような卵を発見、そこからミクロの同じ形をした大量のカマキリが出てくるのを見て、寒気がしたことを思い出す!100~300匹の赤ちゃんが、2-3時間かけて出てくるのだそうだ。これまた、怖っ!

 

ところで、中国拳法にカマキリの動きや形態を模して作られた蟷螂拳(とうろうけん)と言うのがある。小指と薬指を屈曲させ、中指、人差し指、親指をそろえ、カマキリの手?足?のような手首を屈曲させた構えを蟷螂手(とうろうで)と呼ぶが、かなり手首を屈曲させるので、慣れないと痛い。

 

こちらの画像は、空手道の最高峰の型の一つでもあるスーパーリンペイ(壱百零八手)の最後の構えの蟷螂手。右側の剛柔流は「受け」だが、左側の糸東流だと、「攻撃」になると言う。構えて、いきなり跗節だから本来は足なのかもしれないが、手をパッと開く攻撃を意味するという。(スパイダーマンか?!) 私は少林流の2段の審査で、スーパーリンペイを習ったが、あれは受けと習ったはず。(というか攻撃ではなかった)。まあ解釈も色々あって面白い。

 

 

いずれにしても、品やかさと力強さを合わせ持ち、長短の技を組み合わせて相手に防御の隙を与えないのだろう。格好いい‼︎

 

そういえば、中高生の頃だったが、バラエティー番組で、関根勤が「カ~マ~キ~リ~!」と言って独特の奇声を挙げながらカマキリの動きをする「カマキリ拳法」が流行っていたな。古いっ!

 

 

動画あり】関根勤のカマキリ拳法誕生はアドリブであるモノマネが ...

 

ところで、我が家に来ていたカマキリは、午後の4時近くになっていきなり動き出した。一歩ずつ、捕まるところを確認しているようだ。

 

 

西日が当たり、暑くなってきたので、シャッターを閉め、ちょうどカマキリの頭のところで止めると、触覚が当たるか当たらないの距離で、急に止まり、しばらくの間、距離間を確認しているようであった。

 

 

再び上り始めた。途中いきなりカメラ目線。手先?をペロペロなめているように見えた。実際、カマキリには人間のような舌はないようだが、口の中に舌のような柔らかい突起状の組織や、味を感じる?器官があるのだそうだ。

 

 

ちょっと家に入っている間に、カマキリはどこかへ消えて、いなくなっていた。

 

気持ち悪いと思いつつ、思い切り観察してしまったわ。笑


秋に交尾を行い、メスは木の枝や壁などに泡状の物質で卵を産みつける。成虫になってからの寿命は1-2ヶ月なのだそうだ。寒くなる冬の訪れと共に、ほとんどのカマキリは力尽きて生涯を終えるのだそうだ。


卵だけが次の春へと命を繋ぐ。


蟷螂手の構えの度に、このカマキリの顔を思い出しそうだ。笑