ひとりご飯 〜 ぶり大根 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

 

 

昨年の夏から次男がアルバイトを始め、夜のシフトもあるので、不在が増えて来た。長男も夜の仕事。夫も出張が多いので、ひとりで夕食を食べることが増えた。

 

夫がいれば2人での食事もあるが、20時過ぎ、空手の稽古のある日などは21時過ぎに帰宅となるので、それからの準備は大変。仕事に出かける前に下準備をして行くときもあるが、毎回出来るわけではない。

 

たまに気が向くと食事の準備をしておいてくれる日もあるが1週間に一回あるかないか。

 

週末は、夫は大抵出張で不在。月に2回土曜日の夕方ゴスペルのレッスンがあり、その後アペリティーボに行くが、「誰かおひとり様いない?」と言うと大抵数人はいるので、一緒にご飯を食べることが増えてきた。

 

皆子供が大きくなり手が掛からなくなったので、夫は1人でやってくれ!状態で自由に夜も出やすくなった。

 

…というわけで、現在夫は長期出張中。私は、1人の時の方が、何か手をかけてゆっくり食事をしたくなる。息子たちがいると大急ぎで大量に作ってもあっと言う間にたいあげられて、片付けだけが残る。それを作り甲斐があるというのか、ないと言うのか?もっとゆっくり味わってくれ?と思ってしまう。

 

今晩は、長男は仕事が休みの日であったが、夕飯は友達と食べると言って不在。次男は仕事。

 

ご飯も炊いたが、帰宅途中でお腹が空いたら食べるおにぎりをバッグに入れっぱなしだった事を思い出し、それを夕飯にした。もやしが少しあったが、お味噌が切れていたので、味噌汁ではなくポタージュ風に。玉ねぎを炒めて昆布茶の顆粒を出汁にして、豆乳をあえてポタージュに。意外にコクがあって美味しかった。

 

余ればテーブルに置いておくと夜中に帰宅する息子たちが平らげて、しまう。ネズミか?!爆

 

ひとり生活になると、ご飯を作るのが面倒になると聞くが、日本のように便利でない分、自分で作るしかないが、食べたい時に食べたいものを作る幸せ。家族の都合に合わせて、慌てて作ることもない。

 

インスタで簡単おいしいメニューを見るのが楽しみの日々。

 

今日の一句

何食べる?! 手抜きと息抜き ひとりご飯