
父が亡くなった時、父の紫色のアディダスのウエストポーチをもらって来た。
次男が以前から良くウエストポーチを使っていたが、ある時壊れたというので、父のバッグをあげた。自転車に乗るためには腰につけるよりも、斜め掛けの方が良いと言っていたが、「ださっ!」と思っていたが、知らぬ間にモーダの先端を行っていた。爆
確かに自転車に乗るのはもちろんだが、スリの多いミラノでは、なるべくバッグは体にフィットさせ、しかもバッグの口は胸元にしておきたい。更に、洗練されたフォルムで、収納力は重要。
ところで、先日、新年会で、ウエストポーチを斜め掛けにしている友人が10人中2人もいた。しかも2人とも「ユニクロのなの~!」というではないか!あまり流行とか、ブランドに興味がなく、単に好きなものは好き!という路線の私であるが、結構使える?と気になり始めた。。
そして、先週、下着を見にセール中のユニクロに出かけた。ウエストポーチだと思っていたが、あれは、今や「ラウンドショルダーバッグ」と呼ぶらしい、と知った。勿論腰にも使えるだろうが、肩に駆けたり、斜め掛けにしたりもできる。
始め、赤いバッグにストラップに白とブルーのラインの入っているものが可愛いと思って、手にしながら店内を歩いていた。ちなみに値段は14.9ユーロ。日本では1500円。今のレートからすれば、2500円くらいしてしまうのだが、感覚的には1500円くらい?
日本同様色々な生地の種類や色味があったが、ワンサイズまたは2サイズくらい大きいのに、同じ値段の14.9ユーロで売られているキルティングのバッグを発見。うわ~、モスグリーンが可愛い!と思ってじーっと見ていると、横にそのバッグを背負ったイタリア人のシニョーラがオフホワイトのラウンドショルダーを見ていた。「もしや、そちらはこのバッグですか?」と聞くと、「そうなのよ。」と言う。実際、物を入れ斜め掛けにしてみると、それほど大きくないのだとわかった。「かなり収納力があって気に入っているのよ。」と言っていた。
そうなの?思わず手にしていた赤いバッグを置いてきてしまった。季節的にはキルトは悪くないし、私のコートや上着は茶かベージュ系が多いのでモスグリーン(実際はオリーヴグリーン)が似合うかも!と決定。しかも、軽いし撥水加工。(実際は赤のバッグもそうであったが)
本当に沢山物が入り、斜め掛けにしてみても、肩こりはしないし、使い心地がすごく良い。
大抵気に入ると、壊れるまで使う。最近は、愛用していたバッグが続けて2つ壊れた。どれも十数年、いや20年前後か?季節によるがかなり使い切ったものだった。壊れているのに、愛着がありすぎて捨てられないのだが…苦笑
これまた当分、お世話になりそうだ。ユニクロ様様。
今日の一句
多収納で 使いやすさが 人気の秘訣