謹賀新年 2025 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

 

 

新年明けましておめでとうございます。

 

昨夜、元ミラノ駐在で20年前に帰国した友人たちと、彼らの思い出があるというレストランで新年を迎え1時過ぎに帰宅。

 

ブログ発信。元旦送信予定のお知らせの最終確認。そして、日本の友人たちとチャットをしていたら3時半を過ぎていた。まずいっ!寝なきゃ!

 

目が覚めると9時すぎ!10時半からサンタンブロージョでミサがあったんだわ。M4開通でかなり便利になったが、地下鉄を降りて地上に出ると未だ周辺の工事が終わっておらず、出口を間違えてしまった。

 

 

 

ミサは、入祭が始まっているところだった。

 

ところで今日1月1日、元旦は「世界平和の日」。

 

この新しい年、一人ひとりが平和を求め、祈り、平和のために小さな1歩を踏み出す年となりますように。


パパ様は、「希望の最初のしるしは、世界の平和と言いうるものです。世界は今また、戦争という惨劇に沈んでいます。……聖年は、『平和を実現する人々は、……神の子と呼ばれる』ということを思い起こさせるはずです」と言っておられる。諦めることなく、忍耐をもって平和を求めていきましょう。

 

ミサ後は、毎年恒例の、今後一年の保護聖人となる聖人の御絵を配られた。図々しくも、家族全員分のものを頂いてきたが、私の今年の聖人は、聖ルイジ・ゴンザーガであった。

 

 

聖ルイジ・ゴンザーガは、16世紀のイタリアに生きた聖人である。

貴族の出の彼は17才のとき全財産を弟に譲りイエズス会に入会。イエズス会の経営する病院で働き、病者の世話をした。

 

しかし、元々体の弱かった聖ルイジ・ゴンザーガは、自分も感染し、23才の若さで亡くなってしまった。

 

学生をはじめ、若者、若いカトリック信者、エイズ患者、司祭の守護聖人である聖ルイジ・ゴンザーガ。

 

今年は、彼を信仰生活の模範に、そして神への執り成しを願いたいと思う。

 

ミサ後は、ニラを求めて、中華街へ~。街中はお店も締まり、寂しい限りであったが、中華街は全く普段通りであった。


今年も宜しくお願いします。

 

今日の一句

元旦に 既に胃疲れ ニラを求めて中華街