”親切とお節介” 〜 その2 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで30年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

10年前に書いた日記。

相変わらず私はおせっかい焼きだなあと思う日々。

 

決して見返りを求める気はさらさらなくとも、他者の取り方は様々。まあそんな事を気にしていたら、やってられないのだけれど、それでも「親切」と「お節介」は紙一重なのでは?と思う今日この頃。

 

その大きな違いは何なのだろうか?

 

まずは、自分本位ではなく、相手の立場、気持ちを汲むことが大切であろう。相手の気持ちを考えなければ、自己満足に陥ってしまう。

 

助けてあげたい、と思っても相手が喜んでいなければそれはお節介になってしまう。また、手を出しすぎるのもどうか…とさえ、思うこともある。もちろん、押しつけもよくない。

 

時と場合、相手の状況、そして相手の人間性を見ることも大事であろう。

 

自分がどちらの立場になろうとも、その食い違いが生じた時、理解する心と赦す心も持ちあわせていないといけないだろう。

 

日々内省、そして実践か。

 

今日の一句

イタリア人 道知らなくても 教えてくれる 爆