イタリアに来た当時、近所にスーパーがなく、買い物はほとんど、午前中家の前に出るメルカートでの買い物が主流で、足りないものは雑貨屋に出かけていた。
中国人のなんでも置いてある雑貨屋、スリランカ人のミニマーケット、アラブ人やフィリピン人の食材店などまだまだなかった。
メルカートでは、列になるならまだましで、整理券なしの店員の対応待ちだと「誰が最後ですか?」と声をかけておかないとその人の次が自分の番と覚えておくしかなかったが、いつになっても順番が回ってこない。
挙げ句の果てに、店員にこのシニョリーナの方が先からいたよ!と声をかけてもらうことも度々あった。当時はまだ初々しい?!20代だった。
とはいえ、今でも黙っていると抜かされてしまう。
今朝、メルカートに出かけた。バングラデッシュ人の八百屋へ行ったが、大抵のお店は直接野菜に触れることは出来ず、何を何キロ、何を何束、どれくらい、と言って袋に入れてもらう。
そして、会計は列に並んでもう一度中身を確認。計量して会計するが、そこで新たに注文する人も多い。
一種類だけ欲しいとき、長蛇の列に並ぶ気がせず諦める。今朝は私の前に1人だけ会計をしていたが、あれもこれも....となかなか終わらず。やっと私の番が来て、商品は全てキャッシャーの計量器の横に置いたものの、ズッキーニだけ欲しいと言うシニョーラが来て、まあ1人なら、と思い譲った。
しかし、先に買い物が終わったシニョーラが買い忘れをしたと言って戻ってきた。たまネギ一個だからと言われ、また抜かされた。目を合わさずわざと大きなため息をついた。その後もう一回戻ってきたから、「いい加減にしてよ!これじゃ列に並んでいても私の番が回ってこないじゃない!」ブチギレた。
重さを計るだけ、と言ってついでに支払っていった者、店側も私の後ろで帰ろうとした者を引き留め先に接客。ちょっと待ったー!そりゃないでしょう?人の親切につけ込んで何人入れた?
底冷えするような寒さの中で、横入りされるのも腹が立つが、店の人間が先にちょっとだけ、ちょっとだけ…といってどんどん人を入れていくとは何事だ!何年通い続けてる顧客だと思ってるんだ!次、誰かをいれたら、ただ払うだけであったが、商品を全部置いて帰ってしまおう!と思った。
あり得ない!ひどすぎる!いい加減にしてよ!ずっとぶつぶつ言っていたので、これ以上はまずい!と店側も思ったのだろう。Scusa... すいません、と言ってきたが、店も店なら、優先してもらった客たちも、しらんふり。礼儀知らずめ!私はいつもスーパーのキャッシャーで商品が少ないからどうぞ!と先に進めてくれる人には、ちゃんとお礼をするわ!逆に、現金払いするから、カード払いのキャッシャーがあいている場合は、どうぞ!と他の人に進めれば、皆律義にお礼を言っていく… ちなみにこのメルカートは全体的にガラが悪い。
non ne posso più!! もう我慢が出来ない!! 文句を言った!
10分以上待たされて、寒くて寒くて足先から硬直してきた感じになった。特に昨年骨折したところがズキンズキン。案の以上、家に帰るまでに腰痛が始まり、帰宅後すぐにホカロンを腰に貼ったが、午後仕事をしていると肩甲骨と肩甲骨の間あたりが重くなってきた。
やばっ!夜に寝込むか?すぐに温泉に行きたい!と思ったが、温かいクラムチャウダーを作ってほっこりしたら、体が楽になった。
もう次から絶対要領の悪い店には行かないし、待たされたら強く文句をいうか、帰ってしまおうと思う!
今日の一句
底冷えで 忍耐袋の 緒も切れる