タータ日記 ~ その94  ここでも怒涛の12月 その2 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

今日も今日とてシッター業の今日が始まる....。

 

9時に出勤すると同時に、ママさんオフィスに出勤。聞いてないし…。

 

しかもお昼にパパさん、三男を連れて小児科に…。ツインズのご飯作って食べさせる...。

 

それにしても、子供たちはママさんがいないとやりたい放題!ストレス発散か?!

 

今朝は数種類のパズルが居間に放り出され、サンタルチアが持って来たという工具のおもちゃのねじ類も一度は片付けたが、投げ出され、クッキーの食べくずはあちこちに…

 

どこから片付けていいのやら。

 

「サンタルチアはね~、良い子にしかプレゼントを持って来ないんだからね。お片付けが出来ない子は、クリスマスにバッボナターレ(サンタクロース)が来るときに、プレゼントを持ち帰って、おもちゃを待っている他の子供たちに持って行っちゃうんだからね!」と脅かすと、長男は慌てて片付け始めた。

 

しかし、次男は、おもちゃは沢山あるし…と口だけは達者。

 

おもちゃを与えるのはいいけれど、後片付けやら大切に扱うことを親は教えないといけない。それは学校や習い事やら他人が教えてくれるものではないのだ。やはり子供をみれば、親がわかるというのは、こういうことだろう。

 

やっとなんとかおもちゃをかたづけ、居間のビニールのマットレスを雑巾で拭くようツインズに雑巾を1枚ずつ渡し、他の作業をしていたら、なんとそこに水をまき始めたではないか!OMG!!なんというク〇ガキ! しかもそれを見ていた三男もテーブルの上にあったコップの水をまき始めた…嗚呼…。ひどすぎる。

 

バスター!!!大声をあげてもへっちゃら。次におもちゃ、バラまいたらエッセルンガ(スーパー)の袋にまとめて外に出すからね!思わず脅迫めいたことをいってしまったが、そこで口の達者な次男は「ここは僕の家だから、何をしてもいい!」という。まだ3歳なのに、恐ろしい。「じゃあ、好きにして頂戴!でも私はあなたたちの奴隷じゃないんだからね。片付けは自分たちでしてくれる?マンマが帰ってきたらどんなに怒ることか…」と言ってやった。

 

最近はママさんは子供たちをひっぱたく。でもちょっとやそっとじゃ響きもしない。どんな子供たちになるのか恐ろしすぎる。

 

褒めたり、しかったり、飴と鞭で様子を見るが、我が家の子たちのほうが、どんなに聞き分けが良かったか。

 

それでも午後は無理やりベッドにいれて、長男は一人で勝手に寝てくれるが、次男は、トントンたたいて!首をなでなでして…というので、半ば無理叩いて寝かしつける。彼らが眠った時はどんなに平安か…

 

クリスマス休暇、またノンニに囲まれ、甘やかされ、スポイルされてくるのだろう…

 

躾の大切さを想う日々…